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  • 東京OLアフリカへー さちこ730日放浪記:1/66 東京OLアフリカへー さちこ730日放浪記

    東京OLアフリカへー さちこ730日放浪記

    東京でIT営業を約3年やった後、思い立って退職し青年海外協力隊に参加! 2016年-2018年アフリカのマラウイで、コミュニティ開発の職種で活動中。 アフリカの温かい心(Warm Heart of Africa)と言われるマラウイでの、収入向上活動やアフリカ日常生活等を綴ります。

    第一希望のIT営業を約3年で辞め、2016年1月-2018年1月 青年海外協力隊としてアフリカ マラウイで活動中。(平成27年度3次隊、コミュニティ開発)
    マラウイでは村起こしの一環で小規模組合に対し、ビジネス支援を主にする予定。好きなものは、バックパッカーとヨガとミスチル♪(バックパッカー歴8年、18か国)
    Afri-Quest.com(http://afri-quest.com/archives/category/writers/sachiko-hara),The Povertist-途上国の貧困と開発を深堀するオンラインマガジン-(http://www.povertist.com/ja/author/sachiko-hara/)で現地ライターもやっています!
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    マズカバンジー!(マラウイ共通語チェワ語で"How are you? ") 


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    2016年1月に、赤い大地と広がる地平線のマラウイに来てから 2年。
    ついに、青年海外協力隊を終えて日本帰国しました! 

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    帰国したぜぃ!友人隊員とコンビニに興奮するの図


    あーっというまの2年間。
    ほんま早かった!

    とくに生活に慣れてからの2年目は一瞬!
    怒ったり泣いたり、嬉しかったりワクワクしたり。

    常に感情の起伏が激しかったような気がします。
    でも総合的に、行って本当に良かった。


    2年間をたった数ページで表すのは簡単じゃないけど。
    とりあえず、帰国に向けて「自分変わったな~」ってとこを纏めてみます。
    海外生活に関心ある人、とくに青年海外協力隊に関心ある人は必見かも!



    ①自分の感情に正直になった

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    正直なマラウイ人、広がる大自然に影響されたからか、 自分の心に正直でいることが多くなりました。


    無理して笑わない。無理して意見を合わせない。
    自分は自分。
    海外では、元々自分は違っていて当たり前。

    「外国人だからね」という一言に良くも悪くも甘えられます。

    そんな違う自分を周りも受け入れてくれることも知ってるから。
    自分は自分でいられる。

    そして、それがとっても健康的で幸せなことを知りました。


    ②人生についての視野が広がった

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    2つめはこれ。
    海外にいると(日本以上に)一言では表せないくらい、色々な人に会います。


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    地方の村で一生懸命活動するマラウイの若者

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    公共バスに乗ったことがないマラウイのお金持ちの美人女子

    ・・・高校を卒業して大学に行かずに、マラウイでボランティアをする18歳のドイツ人 
    老後にマラウイに渡って、村で暮らす80歳くらいのドイツ人おばあさん
    マラウイで生まれて、一度は故郷イギリスに戻ったけど、またマラウイに戻ってロッジ経営をするファンキーなイギリスとマラウイのハーフ女性



    外国人だけゃなくて、もちろん日本人にもたくさん会いました! 
     
    大学を休学して長期的にマラウイ支援に励む日本の大学生
    国際協力の業界で、海外と日本を行き来する働き方をする日本人の方
    マラウイ人と結婚された日本人の方
    マラウイで起業された日本人の方
    日本のテレビ局で働いていた、マラウイの支援に熱想いを持つ日本人の方



    一人一人の人生感は本当に多様で面白くて、たくさんの刺激を受けました。
    こんな人生もありなんだな、と。楽しく生きるのがいいな、と。

    日本社会には見えないレールや壁が多い気がします。
    そしてその殆どは経済的や法律的な理由ではなくて、 あなたや私や社会が勝手に抱いている"常識" から生まれてる気がします。

    全世界約70億人。70億通りの人生があります。
    何が正解で、何が不正解なのか、そんな回答はありません。

    「人生楽しんだもん勝ち!」
    極端ですが、そう思うようになりました。(遊びまくるわけじゃないですよ!笑)


    ③日本を客観的に見れるようになった

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    海外に2年住むと、日本が世界の中のある一つの国のようにだんだん思えてきました。
    日本だけゃなくて、いろーんな国のオプションを知って、その中に日本がある。みたいな。(うまく言えない)


    外に目を向けると、色々な"常識" があることがわかります。

    「自分って、日本っていう島国の中で育って、日本の常識を学んでたんだ。」って、ハッとするような。 私はそんなハッとする瞬間が好きでした。


    たとえばニュース。
    世界のほとんどの国が見ているBBCやCNN 、アルジャジーラをみる人が少ない日本。(日本はそれらが有料番組だからしょうがないけどね)

    毎日見る情報が違うということは、世界のほとんどの人が得ている情報が日本では広まっていないってことで。
    日本人が持つ興味関心分野や"一般常識"は、ある意味、世界の人(英語圏?)が持つものからズレています。(もっと世界のニュースに関心もつ方がいいかも。)


    たとえば地図。
    日本はGDP第3位の世界の中でも経済大国。
    日本はあくまで『日本』で、タイやインド・中国などと同じ、アジアの国の一つって意識しにくい気がします。 (私もアメリカの方が近く感じていて、日本がアジアの中にあるって意識ありませんでした)
    そして、「世界地図」と日本語で調べると、世界の真ん中に日本が出てきます。
    世界地図
    「世界地図」と日本語で調べたときに出てくる地図
    (https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwj99dnesuTYAhVHf7wKHasEBoYQjRwIBw&url=http%3A%2F%2Fwww.travelerscafe.jpn.org%2Fworldmap.html&psig=AOvVaw1IWb3GNngC5X4-UV7nX-a4&ust=1516463985659533)


    でもほかの国の人にとって、日本はあくまでアジアの極東にあるユニークな国。 
    アフリカのマラウイ人にとって、日本は中国とほとんど見分けのつかない国。(国・個人によってもちろん違うと思いますが・・!) 

    ご存知の方も多いと思いますが、「World Map」と英語で調べたとき、日本は世界地図の右の端っこにあるんですね。
    まさに「極東」の島国!
    world map
    「World Map」と英語で調べたときに出てくる地図
    (https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwiTi9b5r-TYAhUL5bwKHZ0cDZwQjRwIBw&url=https%3A%2F%2Fwww.mapsofworld.com%2Fworld-political-map.htm&psig=AOvVaw3ZJRgEgaL87I76Dy76SfGJ&ust=1516462490230508)

    大学生時に初めてこの地図を海外で見たとき、衝撃を受けたのを覚えています。(大学まで海外行ったことなかった~)
    「日本は世界地図の真ん中にあるんじゃないのかー。極東ってこのことか!」って。

    そして、アメリカ留学した時に思ったのが、欧米圏の人よりもアジア圏の人の方が、なぜか仲良くなりやすいなーってこと。文化似てるからかな。(あくまで個人的意見)
    実際の文化交流で、文化圏的に日本はアメリカより他のアジアの国の方が似てて、やっぱりアジアの一つの国だったんだと思いました。


    こういう一つ一つの小さな意識が、それぞれ個人の常識に繋がってると思うんです。
    海外に出て経験をすると、そんな「世界から日本がどう見えるか」っていう客観的な目線が少し身につきました。



    ④心が広くなった 
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    海外に行くと、「なんでや!」って予想外のハプニングに出会うことが多いかもしれません。

    時間に当たり前に遅れたり。
    普通に道に唾を吐いたり、ゴミを捨てたり。
    ホテルのサービスが最悪だったり。

    時間管理やサービス精神がしっかりしている日本から出ると、どこの国でもそう感じることはあるかも。

    その中でも、アフリカは格別。
    この2年間で、自分の限界値を超える出来事がたくさん降りかかりました。
    その度に、切れたり、怒りをあらわにして怒鳴ったり。

    頭にきすぎたら、暴力に訴えることもありました。笑 (マラウイ人は優しいから叩いても怒らないけどね笑 他の国だと危ないかも、真似しないでね笑)

    そんな出来事が続いたおかげで、私の心のキャパシティは無理矢理どんどん広げられました。笑


    マラウイに来た当初は、自転車で机も鶏もなんでも運ぶマラウイ人に「危ないな、もー。」と思ってた自分が、 1年後にはバイクで同じように大型ステレオとドラム缶を運んでました。笑 

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    オフロードの中ドラム缶を運び終えたと思ったら、
    次に「ステレオを運んで♬」って村人にお願いされたときの写真


    人間やろうと思えばなんでもできますね。笑

    雑になるのには、どこかに理由がある。
    まあ、無事にすんだらいっか。

    そんな風に思うようになりました。



    ⑤感情表現が豊かになった(怒りを含めてw) 

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    心のキャパシティが広がった一方で、どうしても許せないことも多くあり、
    そんなときは、「ふざけんじゃねーーーーーーー!!!!💢」って体全体で怒れるようになりました。笑


    例えば、数日前に正月旅行でロッジに泊まった時。
    数週間前に予約したはずなのに、ちゃんと部屋が確保されてない。

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    正月に泊まったロッジ

    宿マネージャー:「予約されてませんよ?本当にウチに電話したんですか? 」

    私:カチン(と怒りのスイッチが入る) 
            「は?ちゃんと電話しましたよ?しかも2 回も確認しました!どうなってるんや!(怒)」

    宿マネージャー:(たじたじ…)「で、でも。予約用にかけた電話番号頂けませんか?」

    私:「ホームページで調べたけど、今ネットがないから探せないんじゃ!本当にマラウイっててきとうな文化で嫌だ!(睨)」

    宿マネージャー:「わ、分かりました… 他の部屋が空いてるのでお使いください。」
    みたいな感じ。 (私もちょっとひどい笑)
    こんなことがマラウイでは1週間に1 回くらいはあります。


    合わせて、喜哀楽もめっちゃ豊かになりました。

    嬉しいときは「へーい!やったー!ハイターッチ!」って、同僚にハイタッチを求めたり。
    悲しいときは、「悲しいの…」って泣く真似をしたり。

    言語が通じないマラウイでは、ボディランゲージがコミュニケーションの重要な手段。
    気持ちを体全体で表すことで、その気持ちはより強くなるんだって知りました。


    ⑥大きな転機になった 
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    1番大きな変化はこれ。
    海外で過ごしたこの2年間は、確実に私の人生を変える、決定的な転機になりました。


    色々な人に会ったことで「自分の好きなことをしていく人生にする」って覚悟ができ、
    異文化に触れるにが楽しいと再認識して「今後もグローバルに関わる」って決めることができ、
    マラウイが大好きになって「私はここに戻ってくる」って思いました。

    大事な人との出会いもありました。

    マラウイに来るという決断と、この2年の経験は、私の今後一生に影響し続けると思います。


    ⑦ふるさとが増えた! 
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    そして、最後はこれ。

    マラウイに来て半年過ぎた頃から「マラウイはふるさとだ!」って思うようになってきました。

    肌も色も髪の毛も違うマラウイ人に愛しみと懐かしさを感じたり。
    離れるのが寂しいと思ったり。
    マラウイで住んでた小さな町が、自分の本当の故郷富山と同じくらい、懐かしく思えたり。


    任地の世界遺産マラウイ湖があるコタコタ(雨期は少し水が汚いけどw)


    きっとどこでも長期的に住んだらだんだん愛着が湧いて来ると思うけど。
    日本から、物理的にも精神的にも離れたマラウイが「ふるだとだ!」って思えるのは、大きな意味があると思います。



    以上が私の2年間の変化!まとめるのって大変だ。
    あなたの何かの役にたてたら幸いです! 


    これからはグローバリゼーションが加速していく時代。東京オリンピックもある!

    「海外に出たいけど、難しいんだよなあ…」と思っている人は、出てみるのもいいかもしれません。(短期か長期か、旅行かそれ以外の目的かに関わらず)

    そんなに単純じゃないことは分かってるけど。 人生一回きり!



    (おまけ)
    ついに帰国しましたが、今までバタバタしていて書けなかったブログの分を、ネット環境がすこぶる良い日本で今後書きたいと思いますw

    まだまだ付き合ってください♪笑 


    マズカバンジー!(マラウイの共通語チェワ語で"How are you?")

    活動の締めくくりともいえる、第二回映画祭を開催しましたー!


    大きなスクリーンに触れたことがない、コタコタ中心街から離れたローカルに住んでいる子供達。

    「彼らの視野を広げる機会を作ろう!」ということで、いつも一緒に活動しているYouth Organizationのマラウイ人の若者達と一緒にイベントを開きました~。

    ポスターを村中に張って宣伝

    午前・午後と総勢2-300人の村人たちと19人の日本人の方が参加してくれた!(ありがたい)
    今日は活動の一環として映画祭の企画から当日までの全貌をおつたえしまーす!

    「アフリカ・マラウイの村奥地で企画をするとこうなる!」という話です。笑
    途上国でのイベント開催は何が大変か、分かるかもしれません~~


    □映画祭をひらこう!

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    「映画祭やろうよ~!」

    こういい始めたのは、他の青年海外協力隊員との会話がきっかけ。

    「村で大きなスクリーンを使って、子供たちにみてもらいたいね~」

    仲の良かった彼女たちと、まずは彼女の村で開催。
    沢山の人が集まってくれました♪


    その後、私の村でも開催することに。

    去年2016年12月、そして今回2017年11月の2回開催しましたー


    映画祭は、村で教会を貸し切り、大きなスクリーンで映画をみるプロジェクト!
    日本文化を紹介したり、手洗い講座(仮予定)を開いたり、伝統ダンス グレワンクールを招待したり。村挙げてのおおきなイベント。

    映画だけじゃなく日本文化など、日常では触れないものをみてもらうことで、
    村の子供達(大人たちも)の視野が広がればいいなーと思っています。


    □村でイベントを開催する大変なこと3点


    映画祭開催は、実は今回が2回目。

    一度やったこともあって、今回はストレスなしで、気軽に開催できました。
    でも、去年の準備はほんとーに大変でした。

    最後の1週間から怒涛の追い上げ。
    そして、開催が終わった次の日に、疲れすぎて熱を出すというオチ。一日中寝込みました。笑


    何が大変だったのかなーと思いだしてみると・・


    (1)なんでも「オサダンダウラ!(大丈夫だよ!)」っていう
    心配しないのがマラウイの文化。
    たまにはとっても頼りになるこの言葉ですが、イベントを企画するとなると話は別。


      私「マイクを貸し出してくれる家見つかった?」
      村人「まだ見つかってないけどオサダンダウラ!」


      私「貸し出してくれる会場のオーナーさんと連絡取れた?」
      村人「取れてないけど、オサダンダウラ!」


    この「オサダンダウラ」は信用してたら、本当にひどい目にあいます。笑

    こんな返事が返ってきたら、
    「本当に大丈夫なの?オーナーさんはどこにいるの?!いつ連絡取れるの?!この日までに会場決まらないとやばいよ!?」

    と少し圧迫ぎみに返答するのがベター。笑



    たとえば、今回は当日に「貸し出しとくね!」って言ってくれてたマイクが届いておらず、

      村人「さちこが持ってくるもんだと思ってた・・・!」
      私「なんじゃそら!」

    ということで、当日にマイクを捜しにいくことになり、開催が2時間遅れました。笑
    (遅れてもみんな気にしないのが、マラウイのいいところ笑)

    実際に一緒にいって動くのが良しです。
    それか、オサダンダウラを期待せずに信じて、一応代替案を考えておくのがいいかも。



    (2)すべての仕組みが日本と異なる
    違う国なので当たり前ですが、すべての仕組みとルールが日本と違います。
    違うにしても、違いの振れ幅が大きい。予想ができない。

    例えば、日本でイベントの会場用意は、
    貸し会議場に連絡してみたり、コテージを借りたりするのが一般的ですよね。


    でも、マラウイにはそんなサービスがない。
    村でイベントを開くとなると、小学校の校長先生に小学校を貸してもらうか、
    教会のオーナーに教会を貸してもらうかくらいの選択肢しかありません。


    会場を借りるときは、
    オーナーがどこにいるか分からないので、現地の人に手伝ってもらって、一緒に説得しに行く。

    また、オーナーに連絡を取るといっても、「連絡を取る」手段がありません。
    携帯電話をもっていないか、携帯をもっていても家に忘れていることが多い・・


    なので、今回はいろいろなオーナーの人の家に行って、直接話すを3日間続けました。笑
    (会場の責任者が何人もいるから、あっちいって、こっちいってとたらい回しにされた。笑)


    これをするにはこれ・・、と前もって準備できないのが大変。


    (3)いろんなものが壊れている
    音響システム、会場、電気対策にジェネレーターとバッテリーをやっと貸し出せた・・!
    と思ったら、ほとんどの機械が壊れている。

    こんなことがざらです。


    たとえば、スピーカー。
    貸し出したときは音が全然流れなかったので、その後に持ちぬしに修理してもらいました。


    たとえば、会場。
    ぼろぼろでこうもりのフンが落ちている汚い会場を貸し出せたのは、
    なんと映画祭の前日!


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    映画祭の会場。こうもりのフンだらけ。


    時間がなかったので当日の朝早く集まって、会場をきれいにするしかありませんでした。
    借りたものは壊れていること前提で、早めに貸し出し・チェックしましょう!w





    いろいろ大変さはありますが、去年同じ映画祭を準備したときに比べると、
    圧倒~~~的に今年の方が楽でした!


    それは、

    ①マラウイの文化がなんとなくわかっていたから
    ②信頼できる村人がいたから
    ③ここまでは村人任せでいいけど、この重要なポイントは私自身でバックアップを用意しとかなきゃ、というボーダーが分かったから


    何事も経験ですね~




    □映画祭の全貌!
    ついに当日!
    映画祭はこんなスケジュールで開催

       8:30-9:00   お偉いさんのスピーチ
       9:00-9:10    映画祭説明のショートムービー
       9:10-9:30    映画①(アリとキリギリス)
       9:30-10:00 日本文化紹介① (日本の四季・食べ物・宗教など)
      10:00-10:20 映画②(3匹のこぶた)
      10:20-10:50 日本文化紹介②(日本の挨拶・日本語など)
      10:50-11:10  映画③(他の国の協力隊員からもらったスペシャルムービー)
      11:10-11:40  手洗い講座
      11:40-12:00  ドリームキャンププロジェクト・日本に留学できたマラウイ人のアドバイスビデオ上映
      12:00-12:40 日本ダンス(ソーラン節)紹介
      12:40-13:40 お昼ご飯
      13:40-14:40 世界遺産グレワンクール、コタコタ伝統ダンス カナダ、カンフーショー
      14:40-16:00 サッカー試合



    映画は、三匹のこぶたとアリとキリギリス、千と千尋の神隠し、
    そしてほかの国で同じような映画祭プロジェクトを行っている協力隊員にもらったビデオを上映。

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    映画を真剣に見てくれる子供達・・・

    終わった後に、事前打ち合わせもしていないのに、
    村人が「何をこの映画から学んだの?」という質問を会場にしてくれました。

    会場に来てた女の子「三匹のこぶたを見て、未来を考え、一生懸命働くのが大切だと思った。」

    グッジョブ、マックス!( ^ω^ )


    映画は学ぶためにみるってことが分かってるんだな~、としみじみしました。(嬉し涙)

    日本文化紹介。
    日本の食べ物や四季から挨拶の仕方まで。

    皆で日本のお辞儀を練習したり。

    日本人の方にソーラン節を踊ってもらったり、世界に一つだけの花をみんなで歌ったり。
    初めての日本の踊りを見る子供達は目が点に(O_O)なってました。笑



    手洗い講座。
    なぜ手を洗う必要があるのか。いつ洗うのか。どうやって洗うのか。
    看護師をしている隊員が紹介してくれました!
    子供たちは一生懸命に手洗いの仕方をまねしてくれました。



    いろいろ終わって、午後からはグラウンドへ!
    世界遺産マラウイの伝統ダンスであるグレワンクール
    迫力がすごい。

    コタコタの伝統ダンス カナダ
    鉄板と金具だけで、愉快な音楽を奏でます。

    カンフーショー
    どこで習ったんだろ?(中国映画の影響?)

    そして日本人含めみんなでサッカー対決!
    マラウイ人の身体能力がすごすぎて、マラウイ人チームが勝ちました。笑
    色々あった映画祭。
    でも、「楽しかった!」の一言に尽きます。


    こんなイベントを開けるのは、やる気のある村人たちのおかげ。
    村人たちが全面協力して、村のためを思って活動してくれているから。

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    やる気に溢れて、しっかりもののYouthプロジェクトリーダー
    2年間でいっぱいお世話になったなあ


    私が支援しているYouth Organizationの活動は、去年からだんだん盛り上がっていて、
    だんだんほかの村人にもその熱気が波及してきたように感じます。

    彼らは村を変えてくれるかもしれない…!という期待。



    彼らが村を変えて、いつか村から大学に海外に飛び立つ人がでてくればいいな!
    そしてその人が村に帰ってきて、村を変える運動してくれたらいいな!


    私たち外部者ができることは本当に少ないですが、
    大海原に一滴でも、やろうと思えば、できる幅は広い気がします。


    人を地域を変えるって、短期では結果は出ないですが、一歩ずつが大事。
    協力隊が終わって2年後、また村に遊びにきたいなあ。

    マズカバンジー!(マラウイの共通語チェワ語で"How are you?")

    今日はマラウイの若者たちのお話。

    先日、mHubと呼ばれる団体の場所で、サイエンスエキスポが開かれました。
    ちなみに・・mHubはマラウイが抱える社会問題解決のためのテクノロジーを提供するやる気とモチベーションにあふれたITの企業家たちのコミュニケーションの場所。
    "mHub is a vibrant community of IT enthusiasts who have the passion and motivation to provide
    technology solutions to the challenges we face as a country"

    mHub - Open Technology Space

    エキスポの名前は「Africa Sicence week」

    ルワンダ、セネガルなどアフリカ13カ国で行われた、サイエンスに特化したイベント。
    ソフトウエア・ハードウエアを利用した新ビジネスの企画や、ICT分野で活躍する人の講演会、
    子供向けプログラミング教室などなど。

    Googleやジョンソンアンドジョンソンなどがスポンサーとして行われました。



    Africa Science Week

    ちなみにマラウイでは6月27日-30日の4日間で行われたのは、こんな内容

     6月27日:クリエイティブシンキングとワークショップデザイン
     6月28日:女性のためのデジタルスキル
     6月29日:ハードウェアプログラムのテクノロジーの発見
     6月30日:サイエンスとエンジニアのフェスティバル


    □マラウイでハッカソン!若者たちが考えたアイディアはこれ!
    活動の関係もあって、わたしが参加できたのは"6月29日:ハードウェアプログラムのテクノロジーの発見"の一日だけでしたが、その内容はとても面白いものでした!

    参加者は様々。
    大学生から、中卒だけどICT系のビジネスをしている人、留学生など。

    みな洗練されてて、教養があり、グループワークもプレゼンも日本の大学生みたいでした。
    村の人とは全く違った人材が集まってる様子でした。


    テーマは「ハードウェア分野での新ビジネスを生み出すには」
    新しいビジネスの考え方についてのプレゼンが行われました。

    その後、グループに分かれて、新ビジネスを考えました。

    [お題 : 未来のハードウェア]
    ・2030年のマラウイ。農業、医療、交通の3分野のどれかに関連する、
    社会問題を解決するハードウェアを使った新ビジネスを考えよ!

    こんなお題で、1時間のグループワークがスタート。
    グループ6組、各グループ4-5人に別れ、話し合い。

    わたしも声かけてもらって、グループに入れてもらいましたw
    1年半ぶりのグループワークにドキドキ…笑

    わたしのグループも含めて、出てきた新ビジネスのアイディアをご紹介しまーす!
    現地に住んでいる人ならでは、の面白いアイディアが沢山ありましたよ~。


    ①交通事故を減らす魔法のチップ
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    わたしのチームは、「交通」分野をすることに決定〜。
    交通といっても、マラウイの交通問題はかなり幅広い。

      道路がボロボロ、車体もボロボロ、ドライバーの安全意識がかけすぎ、スピード出しすぎ、
      公共交通機関の制度が整ってない、詰め込めるだけ乗客と荷物を詰め込んじゃう…

    最近出会った交通事故。路上でバスガス爆発してました
    (無事、乗客は避難したので、被害者は0だったらしい)
    現在でも交通事故が多いのに、マラウイは人口が急増中。
    このままでは将来、交通事故や交通渋滞が国を挙げた大問題になることは避けられません。

    そんな背景もあり、テーマは交通に。
    交通の問題を話し合ってる中で、「交通事故への対処」に絞られてきました。

    実はマラウイ、事故が起きたときに救急車・消防車・事故処理車・警察を呼べるシステムがないんです。
    事故が起きたら、近くを通りかかった人が助け、
    彼らが通りかかったミニバスや車を使って病院へ運びます。

    事故した車は、そのまま数日放置されるか、
    ドライバーがずっと車のそばについて、どうにかできるまで待ちます。
    警察がどう事故処理するかについては謎です。(きっとなんの処理もされない)
    そんな文化だから、きっとモブジャスティスが起きるんでしょうね…

    そんな背景から、
    彼らが考えたアイディアは「RARチップで交通事故対策!」
    くるま

    ミニバスなどの公共交通機関を中心に、車に特別なチップを取り付けるというもの。
    このチップは、スピードメーター、ビデオカメラと連動しています。

    チップによってできること…
    ・事故が起きたときに、車に搭載されたこのチップからスピード、事故の映像などのデータが自動的に警察に送られ、事故処理に使われます。
    ・事故がおきたことを近くの病院に伝え、救急車を呼びます。またチップと連動した携帯のアプリケーションを通して、事故を家族に伝えます。
    ・事故が起きたときに、火事が発生したら自動的にドアが開きます
    ・スピード出しすぎのときにアラームがなり、運転者の安全意識を刺激します
    ・車のタイヤのコンディションを、車体の振動などで感知します(よくタイヤがパンクするので)

    チップが搭載された車は事前に警察のデータベースに登録されていて、どの車が事故を起こしたか一発でわかる、という仕組み。

    2030年にはマラウイの国内中でWifiが使える、という前提の技術…
    ですが、マラウイの事故が問題になってきた未来で使えそうなアイディアです!


    ②3Dプリンタで薬をプリント!
    2つ目のアイディアは女子チームから。
    マラウイの病院には薬の在庫切れ、という深刻な問題が国中であります。
    ある病院には在庫がいっぱいあるのに、隣町にはその薬はひとつもない…
    なんてこともしばしば。

    援助などで薬は提供され続けていますが、国の病院にまたがった在庫管理のシステムがない。(各病院では管理しているけれども)
    在庫システムがあっても、薬を届けるための物流システムがない(主にガソリン代がないという理由)

    そんな理由から、必要な薬が提供できないんです。

    そんな問題を解決しよう、と出てきた案がこれ!
    「3Dプリンタで薬をプリントしちゃおう!」というアイディア。
    3dぷりんた

     1)お医者さんが診察室のPCをつかって、必要な薬を処方します。
     2)そのデータが薬剤室のPCに渡り、3Dプリンタが自動的に薬を調合します。

    IMG_5952

     3)ベルトコンベアで薬が運ばれ、患者さんの手元に渡ります。

    足りないならその場で作ればいい!という画期的なアイディア。

    そもそも3Dプリンタには、「その場で自分の好きなものを作る」というコンセプトがあります。

    2030年ともなると、3Dプリンタで薬調合までできるようになってるかもしれません!


    ③高度な灌漑システム付き 植物工場!
    3つ目は農業がテーマ。
    農業はマラウイの基幹産業でありながら、様々な問題を抱えています。
    その一つが水不足。

    マラウイの雨季は12月-3月。
    その間に降る雨で、ほとんどすべての1年ぶんの農作物を作っています。

    つまり4月-11月の間は土地が遊んでいる状態。
    飢餓もあるし、1年に一回しか収入がないし、踏んだり蹴ったりの状況です。
    灌漑システムは、政府も農民も貧しいので、全然広がっていません。
    (2年間いて灌漑システムを使っている人みたことなし。)

    IMG_4905
    乾季の荒れ果てた農地

    そんな背景を踏まえて、考えられたアイディアは「灌漑システム付き植物工場」。
    ポンプ

    まずは畑に灌漑システムを設置。
    ソーラーパネルつきにポンプを設置し、太陽光発電の力を使って、いつでも水を組み上げられるようにします。

    そして灌漑システムとPCを繋ぎ、畑に設置したセンサーから温度・湿度・風力・太陽光量・発育状態などのデータを取れる状態にします。
    このデータを使って、灌漑システムに水がどれだけ補給されるか自動調節されるという仕組み。

    ソーラーパネルつきのポンプを設置した灌漑システムは、マラウイでも広まっていますが、
    植物工場さながらのセンサー付き灌漑システムはありません。

    一歩先に進んだ灌漑システムとして、農家さんの能力にかかわらず、
    農作物が収穫できるという優れもの!

    植物工場は先進国で近年使われていますし、実現可能性も高い。
    (実は前職で、植物工場を売っていました。笑)

    こういうの
    会津若松Akisaiやさい工場 : 富士通


    センサーで植物の状態を管理する、というのはすでに可能となっている技術です。

    あとはビジネスモデルをつくれば、このアイディアは実現するのでは!
    ポテンシャルを感じたとても面白いアイディアでした!!




    すべてのグループの発表が終わったあと、一番面白いアイディアのチームとして選ばれたのは…
    「②3Dプリンタで薬をプリント!」の女子チーム。


    ビジネスを始める上で、いかに現地を知ってるか、需要を抑えているか、はかなり大事だと思います。
    アフリカという日本と全く違う環境でビジネスをするなら、現地の若者を雇ってみるのはいかがですか?



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