マズカバンジー!(マラウイの共通語チェワ語で"How are you?")

活動の締めくくりともいえる、第二回映画祭を開催しましたー!


大きなスクリーンに触れたことがない、コタコタ中心街から離れたローカルに住んでいる子供達。

「彼らの視野を広げる機会を作ろう!」ということで、いつも一緒に活動しているYouth Organizationのマラウイ人の若者達と一緒にイベントを開きました~。

ポスターを村中に張って宣伝

午前・午後と総勢2-300人の村人たちと19人の日本人の方が参加してくれた!(ありがたい)
今日は活動の一環として映画祭の企画から当日までの全貌をおつたえしまーす!

「アフリカ・マラウイの村奥地で企画をするとこうなる!」という話です。笑
途上国でのイベント開催は何が大変か、分かるかもしれません~~


□映画祭をひらこう!

IMG_7072 (2)

「映画祭やろうよ~!」

こういい始めたのは、他の青年海外協力隊員との会話がきっかけ。

「村で大きなスクリーンを使って、子供たちにみてもらいたいね~」

仲の良かった彼女たちと、まずは彼女の村で開催。
沢山の人が集まってくれました♪


その後、私の村でも開催することに。

去年2016年12月、そして今回2017年11月の2回開催しましたー


映画祭は、村で教会を貸し切り、大きなスクリーンで映画をみるプロジェクト!
日本文化を紹介したり、手洗い講座(仮予定)を開いたり、伝統ダンス グレワンクールを招待したり。村挙げてのおおきなイベント。

映画だけじゃなく日本文化など、日常では触れないものをみてもらうことで、
村の子供達(大人たちも)の視野が広がればいいなーと思っています。


□村でイベントを開催する大変なこと3点


映画祭開催は、実は今回が2回目。

一度やったこともあって、今回はストレスなしで、気軽に開催できました。
でも、去年の準備はほんとーに大変でした。

最後の1週間から怒涛の追い上げ。
そして、開催が終わった次の日に、疲れすぎて熱を出すというオチ。一日中寝込みました。笑


何が大変だったのかなーと思いだしてみると・・


(1)なんでも「オサダンダウラ!(大丈夫だよ!)」っていう
心配しないのがマラウイの文化。
たまにはとっても頼りになるこの言葉ですが、イベントを企画するとなると話は別。


  私「マイクを貸し出してくれる家見つかった?」
  村人「まだ見つかってないけどオサダンダウラ!」


  私「貸し出してくれる会場のオーナーさんと連絡取れた?」
  村人「取れてないけど、オサダンダウラ!」


この「オサダンダウラ」は信用してたら、本当にひどい目にあいます。笑

こんな返事が返ってきたら、
「本当に大丈夫なの?オーナーさんはどこにいるの?!いつ連絡取れるの?!この日までに会場決まらないとやばいよ!?」

と少し圧迫ぎみに返答するのがベター。笑



たとえば、今回は当日に「貸し出しとくね!」って言ってくれてたマイクが届いておらず、

  村人「さちこが持ってくるもんだと思ってた・・・!」
  私「なんじゃそら!」

ということで、当日にマイクを捜しにいくことになり、開催が2時間遅れました。笑
(遅れてもみんな気にしないのが、マラウイのいいところ笑)

実際に一緒にいって動くのが良しです。
それか、オサダンダウラを期待せずに信じて、一応代替案を考えておくのがいいかも。



(2)すべての仕組みが日本と異なる
違う国なので当たり前ですが、すべての仕組みとルールが日本と違います。
違うにしても、違いの振れ幅が大きい。予想ができない。

例えば、日本でイベントの会場用意は、
貸し会議場に連絡してみたり、コテージを借りたりするのが一般的ですよね。


でも、マラウイにはそんなサービスがない。
村でイベントを開くとなると、小学校の校長先生に小学校を貸してもらうか、
教会のオーナーに教会を貸してもらうかくらいの選択肢しかありません。


会場を借りるときは、
オーナーがどこにいるか分からないので、現地の人に手伝ってもらって、一緒に説得しに行く。

また、オーナーに連絡を取るといっても、「連絡を取る」手段がありません。
携帯電話をもっていないか、携帯をもっていても家に忘れていることが多い・・


なので、今回はいろいろなオーナーの人の家に行って、直接話すを3日間続けました。笑
(会場の責任者が何人もいるから、あっちいって、こっちいってとたらい回しにされた。笑)


これをするにはこれ・・、と前もって準備できないのが大変。


(3)いろんなものが壊れている
音響システム、会場、電気対策にジェネレーターとバッテリーをやっと貸し出せた・・!
と思ったら、ほとんどの機械が壊れている。

こんなことがざらです。


たとえば、スピーカー。
貸し出したときは音が全然流れなかったので、その後に持ちぬしに修理してもらいました。


たとえば、会場。
ぼろぼろでこうもりのフンが落ちている汚い会場を貸し出せたのは、
なんと映画祭の前日!


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映画祭の会場。こうもりのフンだらけ。


時間がなかったので当日の朝早く集まって、会場をきれいにするしかありませんでした。
借りたものは壊れていること前提で、早めに貸し出し・チェックしましょう!w





いろいろ大変さはありますが、去年同じ映画祭を準備したときに比べると、
圧倒~~~的に今年の方が楽でした!


それは、

①マラウイの文化がなんとなくわかっていたから
②信頼できる村人がいたから
③ここまでは村人任せでいいけど、この重要なポイントは私自身でバックアップを用意しとかなきゃ、というボーダーが分かったから


何事も経験ですね~




□映画祭の全貌!
ついに当日!
映画祭はこんなスケジュールで開催

   8:30-9:00   お偉いさんのスピーチ
   9:00-9:10    映画祭説明のショートムービー
   9:10-9:30    映画①(アリとキリギリス)
   9:30-10:00 日本文化紹介① (日本の四季・食べ物・宗教など)
  10:00-10:20 映画②(3匹のこぶた)
  10:20-10:50 日本文化紹介②(日本の挨拶・日本語など)
  10:50-11:10  映画③(他の国の協力隊員からもらったスペシャルムービー)
  11:10-11:40  手洗い講座
  11:40-12:00  ドリームキャンププロジェクト・日本に留学できたマラウイ人のアドバイスビデオ上映
  12:00-12:40 日本ダンス(ソーラン節)紹介
  12:40-13:40 お昼ご飯
  13:40-14:40 世界遺産グレワンクール、コタコタ伝統ダンス カナダ、カンフーショー
  14:40-16:00 サッカー試合



映画は、三匹のこぶたとアリとキリギリス、千と千尋の神隠し、
そしてほかの国で同じような映画祭プロジェクトを行っている協力隊員にもらったビデオを上映。

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映画を真剣に見てくれる子供達・・・

終わった後に、事前打ち合わせもしていないのに、
村人が「何をこの映画から学んだの?」という質問を会場にしてくれました。

会場に来てた女の子「三匹のこぶたを見て、未来を考え、一生懸命働くのが大切だと思った。」

グッジョブ、マックス!( ^ω^ )


映画は学ぶためにみるってことが分かってるんだな~、としみじみしました。(嬉し涙)

日本文化紹介。
日本の食べ物や四季から挨拶の仕方まで。

皆で日本のお辞儀を練習したり。

日本人の方にソーラン節を踊ってもらったり、世界に一つだけの花をみんなで歌ったり。
初めての日本の踊りを見る子供達は目が点に(O_O)なってました。笑



手洗い講座。
なぜ手を洗う必要があるのか。いつ洗うのか。どうやって洗うのか。
看護師をしている隊員が紹介してくれました!
子供たちは一生懸命に手洗いの仕方をまねしてくれました。



いろいろ終わって、午後からはグラウンドへ!
世界遺産マラウイの伝統ダンスであるグレワンクール
迫力がすごい。

コタコタの伝統ダンス カナダ
鉄板と金具だけで、愉快な音楽を奏でます。

カンフーショー
どこで習ったんだろ?(中国映画の影響?)

そして日本人含めみんなでサッカー対決!
マラウイ人の身体能力がすごすぎて、マラウイ人チームが勝ちました。笑
色々あった映画祭。
でも、「楽しかった!」の一言に尽きます。


こんなイベントを開けるのは、やる気のある村人たちのおかげ。
村人たちが全面協力して、村のためを思って活動してくれているから。

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やる気に溢れて、しっかりもののYouthプロジェクトリーダー
2年間でいっぱいお世話になったなあ


私が支援しているYouth Organizationの活動は、去年からだんだん盛り上がっていて、
だんだんほかの村人にもその熱気が波及してきたように感じます。

彼らは村を変えてくれるかもしれない…!という期待。



彼らが村を変えて、いつか村から大学に海外に飛び立つ人がでてくればいいな!
そしてその人が村に帰ってきて、村を変える運動してくれたらいいな!


私たち外部者ができることは本当に少ないですが、
大海原に一滴でも、やろうと思えば、できる幅は広い気がします。


人を地域を変えるって、短期では結果は出ないですが、一歩ずつが大事。
協力隊が終わって2年後、また村に遊びにきたいなあ。
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