マズカバンジー!(マラウイ共通語チェワ語で"How are you? ") 


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2016年1月に、赤い大地と広がる地平線のマラウイに来てから 2年。
ついに、青年海外協力隊を終えて日本帰国しました! 

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帰国したぜぃ!友人隊員とコンビニに興奮するの図


あーっというまの2年間。
ほんま早かった!

とくに生活に慣れてからの2年目は一瞬!
怒ったり泣いたり、嬉しかったりワクワクしたり。

常に感情の起伏が激しかったような気がします。
でも総合的に、行って本当に良かった。


2年間をたった数ページで表すのは簡単じゃないけど。
とりあえず、帰国に向けて「自分変わったな~」ってとこを纏めてみます。
海外生活に関心ある人、とくに青年海外協力隊に関心ある人は必見かも!



①自分の感情に正直になった

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正直なマラウイ人、広がる大自然に影響されたからか、 自分の心に正直でいることが多くなりました。


無理して笑わない。無理して意見を合わせない。
自分は自分。
海外では、元々自分は違っていて当たり前。

「外国人だからね」という一言に良くも悪くも甘えられます。

そんな違う自分を周りも受け入れてくれることも知ってるから。
自分は自分でいられる。

そして、それがとっても健康的で幸せなことを知りました。


②人生についての視野が広がった

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2つめはこれ。
海外にいると(日本以上に)一言では表せないくらい、色々な人に会います。


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地方の村で一生懸命活動するマラウイの若者

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公共バスに乗ったことがないマラウイのお金持ちの美人女子

・・・高校を卒業して大学に行かずに、マラウイでボランティアをする18歳のドイツ人 
老後にマラウイに渡って、村で暮らす80歳くらいのドイツ人おばあさん
マラウイで生まれて、一度は故郷イギリスに戻ったけど、またマラウイに戻ってロッジ経営をするファンキーなイギリスとマラウイのハーフ女性



外国人だけゃなくて、もちろん日本人にもたくさん会いました! 
 
大学を休学して長期的にマラウイ支援に励む日本の大学生
国際協力の業界で、海外と日本を行き来する働き方をする日本人の方
マラウイ人と結婚された日本人の方
マラウイで起業された日本人の方
日本のテレビ局で働いていた、マラウイの支援に熱想いを持つ日本人の方



一人一人の人生感は本当に多様で面白くて、たくさんの刺激を受けました。
こんな人生もありなんだな、と。楽しく生きるのがいいな、と。

日本社会には見えないレールや壁が多い気がします。
そしてその殆どは経済的や法律的な理由ではなくて、 あなたや私や社会が勝手に抱いている"常識" から生まれてる気がします。

全世界約70億人。70億通りの人生があります。
何が正解で、何が不正解なのか、そんな回答はありません。

「人生楽しんだもん勝ち!」
極端ですが、そう思うようになりました。(遊びまくるわけじゃないですよ!笑)


③日本を客観的に見れるようになった

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海外に2年住むと、日本が世界の中のある一つの国のようにだんだん思えてきました。
日本だけゃなくて、いろーんな国のオプションを知って、その中に日本がある。みたいな。(うまく言えない)


外に目を向けると、色々な"常識" があることがわかります。

「自分って、日本っていう島国の中で育って、日本の常識を学んでたんだ。」って、ハッとするような。 私はそんなハッとする瞬間が好きでした。


たとえばニュース。
世界のほとんどの国が見ているBBCやCNN 、アルジャジーラをみる人が少ない日本。(日本はそれらが有料番組だからしょうがないけどね)

毎日見る情報が違うということは、世界のほとんどの人が得ている情報が日本では広まっていないってことで。
日本人が持つ興味関心分野や"一般常識"は、ある意味、世界の人(英語圏?)が持つものからズレています。(もっと世界のニュースに関心もつ方がいいかも。)


たとえば地図。
日本はGDP第3位の世界の中でも経済大国。
日本はあくまで『日本』で、タイやインド・中国などと同じ、アジアの国の一つって意識しにくい気がします。 (私もアメリカの方が近く感じていて、日本がアジアの中にあるって意識ありませんでした)
そして、「世界地図」と日本語で調べると、世界の真ん中に日本が出てきます。
世界地図
「世界地図」と日本語で調べたときに出てくる地図
(https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwj99dnesuTYAhVHf7wKHasEBoYQjRwIBw&url=http%3A%2F%2Fwww.travelerscafe.jpn.org%2Fworldmap.html&psig=AOvVaw1IWb3GNngC5X4-UV7nX-a4&ust=1516463985659533)


でもほかの国の人にとって、日本はあくまでアジアの極東にあるユニークな国。 
アフリカのマラウイ人にとって、日本は中国とほとんど見分けのつかない国。(国・個人によってもちろん違うと思いますが・・!) 

ご存知の方も多いと思いますが、「World Map」と英語で調べたとき、日本は世界地図の右の端っこにあるんですね。
まさに「極東」の島国!
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「World Map」と英語で調べたときに出てくる地図
(https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc=s&source=images&cd=&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwiTi9b5r-TYAhUL5bwKHZ0cDZwQjRwIBw&url=https%3A%2F%2Fwww.mapsofworld.com%2Fworld-political-map.htm&psig=AOvVaw3ZJRgEgaL87I76Dy76SfGJ&ust=1516462490230508)

大学生時に初めてこの地図を海外で見たとき、衝撃を受けたのを覚えています。(大学まで海外行ったことなかった~)
「日本は世界地図の真ん中にあるんじゃないのかー。極東ってこのことか!」って。

そして、アメリカ留学した時に思ったのが、欧米圏の人よりもアジア圏の人の方が、なぜか仲良くなりやすいなーってこと。文化似てるからかな。(あくまで個人的意見)
実際の文化交流で、文化圏的に日本はアメリカより他のアジアの国の方が似てて、やっぱりアジアの一つの国だったんだと思いました。


こういう一つ一つの小さな意識が、それぞれ個人の常識に繋がってると思うんです。
海外に出て経験をすると、そんな「世界から日本がどう見えるか」っていう客観的な目線が少し身につきました。



④心が広くなった 
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海外に行くと、「なんでや!」って予想外のハプニングに出会うことが多いかもしれません。

時間に当たり前に遅れたり。
普通に道に唾を吐いたり、ゴミを捨てたり。
ホテルのサービスが最悪だったり。

時間管理やサービス精神がしっかりしている日本から出ると、どこの国でもそう感じることはあるかも。

その中でも、アフリカは格別。
この2年間で、自分の限界値を超える出来事がたくさん降りかかりました。
その度に、切れたり、怒りをあらわにして怒鳴ったり。

頭にきすぎたら、暴力に訴えることもありました。笑 (マラウイ人は優しいから叩いても怒らないけどね笑 他の国だと危ないかも、真似しないでね笑)

そんな出来事が続いたおかげで、私の心のキャパシティは無理矢理どんどん広げられました。笑


マラウイに来た当初は、自転車で机も鶏もなんでも運ぶマラウイ人に「危ないな、もー。」と思ってた自分が、 1年後にはバイクで同じように大型ステレオとドラム缶を運んでました。笑 

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オフロードの中ドラム缶を運び終えたと思ったら、
次に「ステレオを運んで♬」って村人にお願いされたときの写真


人間やろうと思えばなんでもできますね。笑

雑になるのには、どこかに理由がある。
まあ、無事にすんだらいっか。

そんな風に思うようになりました。



⑤感情表現が豊かになった(怒りを含めてw) 

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心のキャパシティが広がった一方で、どうしても許せないことも多くあり、
そんなときは、「ふざけんじゃねーーーーーーー!!!!💢」って体全体で怒れるようになりました。笑


例えば、数日前に正月旅行でロッジに泊まった時。
数週間前に予約したはずなのに、ちゃんと部屋が確保されてない。

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正月に泊まったロッジ

宿マネージャー:「予約されてませんよ?本当にウチに電話したんですか? 」

私:カチン(と怒りのスイッチが入る) 
        「は?ちゃんと電話しましたよ?しかも2 回も確認しました!どうなってるんや!(怒)」

宿マネージャー:(たじたじ…)「で、でも。予約用にかけた電話番号頂けませんか?」

私:「ホームページで調べたけど、今ネットがないから探せないんじゃ!本当にマラウイっててきとうな文化で嫌だ!(睨)」

宿マネージャー:「わ、分かりました… 他の部屋が空いてるのでお使いください。」
みたいな感じ。 (私もちょっとひどい笑)
こんなことがマラウイでは1週間に1 回くらいはあります。


合わせて、喜哀楽もめっちゃ豊かになりました。

嬉しいときは「へーい!やったー!ハイターッチ!」って、同僚にハイタッチを求めたり。
悲しいときは、「悲しいの…」って泣く真似をしたり。

言語が通じないマラウイでは、ボディランゲージがコミュニケーションの重要な手段。
気持ちを体全体で表すことで、その気持ちはより強くなるんだって知りました。


⑥大きな転機になった 
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1番大きな変化はこれ。
海外で過ごしたこの2年間は、確実に私の人生を変える、決定的な転機になりました。


色々な人に会ったことで「自分の好きなことをしていく人生にする」って覚悟ができ、
異文化に触れるにが楽しいと再認識して「今後もグローバルに関わる」って決めることができ、
マラウイが大好きになって「私はここに戻ってくる」って思いました。

大事な人との出会いもありました。

マラウイに来るという決断と、この2年の経験は、私の今後一生に影響し続けると思います。


⑦ふるさとが増えた! 
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そして、最後はこれ。

マラウイに来て半年過ぎた頃から「マラウイはふるさとだ!」って思うようになってきました。

肌も色も髪の毛も違うマラウイ人に愛しみと懐かしさを感じたり。
離れるのが寂しいと思ったり。
マラウイで住んでた小さな町が、自分の本当の故郷富山と同じくらい、懐かしく思えたり。


任地の世界遺産マラウイ湖があるコタコタ(雨期は少し水が汚いけどw)


きっとどこでも長期的に住んだらだんだん愛着が湧いて来ると思うけど。
日本から、物理的にも精神的にも離れたマラウイが「ふるだとだ!」って思えるのは、大きな意味があると思います。



以上が私の2年間の変化!まとめるのって大変だ。
あなたの何かの役にたてたら幸いです! 


これからはグローバリゼーションが加速していく時代。東京オリンピックもある!

「海外に出たいけど、難しいんだよなあ…」と思っている人は、出てみるのもいいかもしれません。(短期か長期か、旅行かそれ以外の目的かに関わらず)

そんなに単純じゃないことは分かってるけど。 人生一回きり!



(おまけ)
ついに帰国しましたが、今までバタバタしていて書けなかったブログの分を、ネット環境がすこぶる良い日本で今後書きたいと思いますw

まだまだ付き合ってください♪笑 
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