マズカバンジー!(マラウイの共通語チェワ語で"How ar you?")


今日は、初心を思い出す意味も込めて、
私がなぜ大企業を辞めて、青年海外協力隊でアフリカに来たのか?について書きます。



そもそも私の経歴は、
18歳まで富山県の田舎で育ち、
大学では国際関係・協力について学び、
約3年間IT営業として東京で働いていました。


経歴の詳細はこちら。

田舎者からバックパッカーへ。東京OLからアフリカへ。

青年海外協力隊でアフリカのマラウイに派遣中のさちこです!これから2年間、マラウイの方のビジネスを支援する仕事を行います。(職種:コミュニティ開発, 任期:2016年1月-2018年1月)



会社を辞めた理由は、仕事が嫌だったからでも、
忙しい毎日から逃げ出したかったからでもありません。

むしろ最後辞める決断をするときは、自分の力で初受注(売り上げ)したり、
長年頑張った案件が2,3件受注(売り上げ)しそうになっていたり、
お客さんに素敵な言葉をいただいたり、
仕事がとても楽しくなってきた時期でした。


また、親を含め周りからの反対の声もあり、
彼らを説得しないとアフリカへは行けない状態でした。

(娘を未知の世界アフリカに出す、というのは親としてもとても覚悟のいることだと思います。
最後は応援してくれた親に感謝。)



「安定しているのに、なぜ辞めるんだ?」
「どこから、そのエネルギーが出てくるの?」

このような声が、親を含め沢山ありました。



そういう環境もあって、最後辞める決断をするときは、
毎日頭痛が続いて、簡単に泣いたり、吐きそうなくらい悩んでいました。



〜悩んでいた当時の日記より〜
逃げられない。どうやっても自分の中に色濃く存在する。その道は、いろいろデメリットは浮かぶのに、犠牲にするものは計り知れないかもしれないのに。裏切られるかもしれないのに。やっぱり消えない想い。

他に答えがでないまで、ここまで考えつくしてきたんだなあ。そろそろ動き出すときだ!考えてたってしょうがない。





そこまでして、なんで私はアフリカに来たかったのか。
青年海外協力隊に参加したかったのか。


一口で説明するのは難しく、ちょっと恥ずかしくもありますが、
思いのまま赤裸々に綴りたいと思います。
 
      

[目次]

 □私が大企業を辞めて、青年海外協力隊としてアフリカに来た理由  
 
□会社を辞めた日に考えたこと





□私が大企業を辞めて、
青年海外協力隊としてアフリカに来た理由




①後悔する人生だけは送りたくないから
一番最大の理由は、「後悔する人生だけは送りたくないから」です。



この思いは小学校くらいから私の胸にありました。


私がなぜそんな思いを持ち始めたかは、私の親が関係しているのかもしれません。

母が結婚当時寿退社し、将来就きたい職業を諦めてきたり、
父が働いていた会社を病気で転職しなければならなかったり、
よく「〇〇すれば良かった」と後悔の言葉を聞いていました。

本当に素晴らしい親なのですが、この点については反面教師で、
私はちゃんと自分で決めて、後悔しない人生を送りたい思ったのだと思います。



「あの時、こうすれば良かったな〜。」
「もうちょっと、ああしていればな〜。」

そんな思いは誰でも抱くものだと思います。
未来がわからないので、選択はいつも難しいです。

でも一度きりの人生、後悔ばかりしていても何も解決しません。

後悔したくないのなら、行動するしかない。



何かを選択するとき、特に大きい決断をするとき、
悩みに悩んで、自分の手で決めて、そういう後悔の念をできるだけ抱かないように生きていたい。



大企業で働き始めて約2年経った時のころ、このまま働き続けることに、
大きな不安を覚えるようになりました。


このまま働いていれば、金銭的な面でも社会的な面でも満足のいく結果になるかもしれない。

でも、それは私が送りたかった人生なのか。
本当にこのままレールの上に乗っていて、その先に望む未来があるのか。

今まで、高校から大学から続けてきた思いは成就するのか。
尊敬する人物に近づくことができるのか。

そう問いを自分の中で繰り返し、いつも答はNoでした。



また、自分が就きたいと思っている職業にすでについている友人を見て、
心の奥底でとても羨ましがっている自分がいました。

こんなドロドロの自分じゃいけない。
羨ましがるくらいなら、自分が変わらなきゃ。

そんな思いが渦巻いていました。


会社を辞めてアフリカに行っても、そのまま働き続けても、どちらに進んでも得るもの・失うものがありました。
メリット・デメリットを紙に書いて見比べて、自分の心に正直になりました。



悩んでいる時に人からもらった言葉なのですが、

目標を達成するためには、「自分の今いる位置」から「目標の場所」に行く、ルートを探す必要があります。
今の環境でいくらがむしゃらに頑張っても、一向に辿り着きません。


例えば、東京から沖縄に行きたい人が沖縄を目指して歩いてもいつ辿り着けるか分かりません。
日本からハワイに行きたい人が、むやみに自転車で東に漕いでもたどり着きません。

まずどのような方法をとるかが大切で、ハワイを目指すなら、飛行機を選択するのがベストです。

むやみに努力しても、一向にかなわない。
目標の場所に実際に行くためには、それなりの方法を探す必要があります。




私にとって、青年海外協力隊は目標の場所に辿り着くための道。



後悔しない人生を送るため、目標に向かって進むことを決意したので、
会社を辞めアフリカに来ました。





②人はいつ死ぬかわからない、と思うから
この歳になって、人はいつ死ぬか分からないなあという経験をしました。

個人的な経験を書くのは不適切かもしれませんが、昨年私のおばあちゃんが亡くなりました。
おばあちゃんのことを考えると悲しくなるので、まだ乗り切れていないのかもしれません。

この経験から、
人は生きたくてもいつか死んでしまうんだ。
それが、明日かも明後日かもしれないんだ。

ということを強く感じました。



死ぬ間際に、「いい人生だった…」と思えるようにしたい。

そのためには、自分に正直に、毎日全力で生きるしかありません。

とても難しいことかもしれませんが、
最後は笑ってこの世を去れるような人生を送れたらと思います。




③一度きりの人生に向かい合い、本気で考えた結果

何のために生きているのか。どう人生を生きていくのか。
これは難しい問いだと思います。

でも、せっかく一度きりの人生。
この人生をどう生きるか考えて、楽しい充実したものにしたくはないですか。




この世には2種類の人間がいると思っています。
ひとつめは、今の時間を大切に全力で楽しむ人。
ふたつめは、未来のために今を投資する人。



両方大事な考え方だと思いますが、私はもともと後者の人間。
ある場所に向かって進むイメージが小さい頃からありました。


自分はどうやって生きていくんだろう、という思いをずっと抱えていました。



かなり変わった子供かもしれませんが、
それは、中学生のときに全ての物質が原子からできてると知り絶望したことがきっかけ。

すべてのものが数種類の原子でできているなら、人間が自分が生きる意味ってなんだろう。
なんでたまに辛い思いもして、毎日生きているのか。死んだらどうなるのか。

子供ながら結構悩みました。



その悩みが、今人生をどう生きるか、という考えにつながっているんだと思います。





尊敬する方から、大学生のときにある言葉をもらいました。

「自分の人生に責任を取ってくれるのは、自分しかいないんだよ。
結局は自己責任。自分の人生に向き合わないでどうするの?」
       
     

生きる目的を考えると、人それぞれの多種多様な回答があると思います。
生きる意味を考え、各人それぞれの生きる目的を達成できることが幸せに繋がると思います。





※おまけ: 背中を教えてくれた思い

色々途上国にいくと、経済豊かで安全な日本に生まれたことは、
とても恵まれているなあと思います。

世界には自分の未来を考えたくても考えられない人がいる。
そんな中、選択できる自分が言い訳ばかりして逃げていても仕方ないじゃないか。

そんな考えが、決断するときに背中を押してくれました。





□会社を辞めた日に考えたこと


最後に、会社を辞職した日の日記から、会社最終日の想いを綴ります。



実はとても怖い。

何が怖いのか、アフリカに行って病気になったり、怪我したりすることが怖いわけじゃなく、レールから外れることが本当に怖い。

今の会社にいたら今まで保障されていた未来が、無職となってなんの保証もなくなるのが怖い。

せっかくピラミッドの良い位置にいたのに、そこから外れるのが怖い。

一度日本社会から離れて、日本社会からもう受け入れられなくなるんじゃないかというのが怖い。

成長のスピードが鈍るかもしれないことが怖い。



同期や先輩方は、今後もその会社で毎日必死に仕事をしていく。

彼らに見合う、2年後に会っても恥ずかしくない自分でいたい。

同期と2年後にあって、同じ肩を並べられる自分でいたい。


レールを自ら外れた、この恐怖と向き合う。そして、打ち勝つ。

他の場で頑張っている同期に負けないキャリアを歩む。



今の会社に行ったら、わたしの日々の仕事は今まで通りある。

辞めずに普通にいたら、いままでと同じ楽しさと成長がある。

しかし、ここにいたら見えない世界がある。

忙しい日々の中で、通り過ぎていた風景がある。

そのような景色に気づき、自分のキャリアをぐいぐい歩いていかなければならない。





色々な考え方があると思いますが、

人生の選択に悩んでいる方の、後押しになれたら嬉しいかぎりです!





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コメント

 コメント一覧 (4)

    • 1. Shinichiro
    • 2016年05月09日 00:46
    • はじめまして。僕の会社辞めた時の思いがそのままに言葉にされていて、初めてコメントさせてもらいました!
      僕は先日、青年海外協力隊に応募しまして結果待ちの段階です。会社辞めたのはもう2年前で留学や海外旅行をしてやはり海外に関わる仕事をしたいと応募しました。順調なレールや安定から外れてきたことに対する後悔はないですが、同僚や上司にまた会うときには胸を張って報告できるように挑戦し続けたいと思います。
      大切なことを思い出させてもらった気がします。(^^♪
    • 2. Satoshi
    • 2016年05月09日 14:05
    • はじめまして。僕は少し違う動機で応募しました。その時にレールから外れているような感覚、友人(近くにいる人)とは違うような気がして次の1歩に躊躇してしまうような感じが似ているかもしれないと思いました。社会人経験が少なく、大企業ではないので元々失うものはなかったはずの僕なんですけどね・・・・

      まずは、無事に派遣されるように頑張ります。
    • 3. さちこ
    • 2016年05月10日 22:34
    • >Shinichiroさん

      こんにちは!素敵なメッセージをありがとうございます✨

      私自身の悩んでいた思いを率直に書いたので、Shinichiroさんに共感していただけて本当に嬉しいです!同じような思いを持たれていたんですね^^

      留学や海外旅行をされていたとのこと、色々考える2年間だったのだろうと思います。現在赴任中の身ですが、青年海外協力隊は英語を学んだり異文化で働くことを学んだり、海外に関わる仕事をする上で、必要なことがたくさん学べるなあと思います。
      ぜひ合格することを願っています!派遣されたら同じ協力隊仲間になるので、また色々と話しましょう!
    • 4. さちこ
    • 2016年05月10日 22:40
    • >Satoshiさん

      こんにちは!初めてのメッセージをありがとうございます!次の1歩を躊躇する感覚は、とても分かります。今まで安心できる仲間といる場から、飛び出していくのは結構な力だ入りますよね。私も合格した後も色々と悩んでいたので、共感頂けて本当に嬉しいです!

      お互いの目標にむかって、協力隊活動を頑張りたいですね^^
      派遣までの準備が大変だと思うので、ぜひ頑張ってください!また、残り少ない日本の生活を楽しんでください!
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