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マズカバンジー!(マラウイの共通語チェワ語で"How are you?")



マラウイに来て5ヶ月目。
予想していた通り、ホームシックに最近かかりつつあります!
 (アメリカ留学したときも、同時期にホームシックになりました。笑)
     


転んだらタダじゃ起き上がりたくない。悩んでいてもしょうがない。
折角のホームシックの機会を使って、悩みを赤裸々に共有します!w




  アフリカに長期滞在するとどうなるのか?
  青年海外協力隊(特にコミュニティ開発)の初期の悩みは?

   そんなテーマで、自分を客観視してみたいと思います。



「私はホームシックにかからないよ!」って方も多いかも知れませんが、
できるだけ一般論として書くので、一意見として見てもらえたら嬉しい限りです。

海外生活する人、青年海外協力隊に興味のある人は必見!

   
□ホームシックの理由は?


①異文化への抵抗力が働く時期
異文化の中にいくと、人間はある段階を経て環境に適応するといわれます。
確かにマラウイに住んだときも、アメリカに住んだ時も、振り返ってみるとその段階がしみじみ分かります。

アドラーの異文化適応の段階
 
1:接触 / Contact
興奮と幸福感
 
新たな文化に入り興味深く、発見、驚き、喜び、興奮の時期。
以前にいた文化側の視点で物事を比較、判断している。
相違点より類似点に意識が向く。

2:自己崩壊 /disintegration
戸惑いと混乱
 
新たな文化の中で新来者として、自分の行動や態度、価値観に戸惑いと不安を感じる。喪失感、孤立感、疎外感、気分の落ち込み、悩みがある。理解、適応への継続的努力のため心身の疲労にもつながる。。類似点より、相違点に意識が向く。
3:自己再統合/ reintegration
異文化の拒絶 
 
異文化への拒絶感が強くなる。怒りや不満を感じ文句や不満を言うことも多くなる。排他的になり、慣れ親しんだ文化の中に引きこもる。否定的な行動や表現、態度は異文化の中で自己肯定と自尊心の成長に必要なプロセスでもある。
4:自律、自主性/ reintegration
異文化への感性と生活力の向上、異文化への理解
 
他の文化から来た人たちと心情的につながり、理解が深まる。
以前の文化の合図やしきたりに頼らず、新たな状況の中で自主的に判断して生きていく事が出来る。自信を持ち自分でやっていけるという安心感もある。
5:独立 /independence
文化の相違点と類似点を楽しむことが出来る
両方の文化の感性を引き出し、信頼することが出来る。
ここまでの文化適応の段階を通して異文化を経験することによって自分を成長させ、人がいかに教育と文化に多大な影響を受けているかを知ることが出来る。

  ※参考)①Adler, Peter S. "The Transitional Experience: An Alternative View of Culture Shock." Humanistic Psychology Vol. 15, No. 4, Fall 1975;

            ②異文化適応過程の4段階 (2016.5.22)
    


1)接触の段階は、マラウイに着いたばかりで何もかもが新鮮に見え旅行気分でいるとき。
3ヶ月程でそんな時期は終わり、5ヶ月目の今はまさに2)自己崩壊、3)自己再統合の段階。

確かに今までは新鮮だった景色が、徐々に当たり前になってきました。

例えば、
頭にものを載せて運ぶのが当たり前だったり、
時間にルーズな環境になれたり、
日本より小さくて使いにくい玉ねぎが普通になったり。

最近は今まで「ここは日本じゃないから仕方ないや!」で許していたことが、
「やっぱりおかしいでしょ!」という風になってきました。

ミニバスの中の魚臭さに耐えられなくなったり、スケジュールが曖昧な働き方に不満を持ったり。
やっぱり自分は日本人だと強く認識します。



アドラーの異文化適応によると、この異文化に反発する2)自己崩壊、3)自己再統合は必要不可欠な段階。

現地の人と心情的な理解を深めることで、次の4)自立、自主性の段階に行けるように頑張るしかありませんね!




②周りに知り合いが少ない(日本人がいない)
アドラーの異文化適応の中にも書いてあって驚いたのですが、
海外生活5ヶ月目は孤独を感じやすく、日本の友人や家族などが恋しくなる時期だなと思います。


特に青年海外協力隊は、日本人一人で村で生活することが多いので、
まわりに日本人がいないことが特徴。

マラウイ人や他のアフリカ人、欧米人の交友関係もマラウイでできますが、
やっぱり同じ文化で育った人じゃないと分かり合えない感覚がある気がします。

例えば、ディズニーの話題で盛り上がったり、
最近のお笑いのネタの話で笑いあったり。



また、アフリカ生活は、先進国生活と違って、所得水準/生活の差があるという問題がある気がします。

日本食の話をしてもわかってもらえなかったり、
すぐにお金や援助の話になってしまったり。

同じ舞台に立っていないような感覚がどうしてもあります。

そんな事が顕著にわかって寂しい時期が5ヶ月目だなと思います。


③必要とされていると感じにくい
これは特にコミュニティ開発という職種でよくあるのですが、
「私は必要とされている!」ということが、最初は特に感じにくい気がします。


学校で働く教師や、病院で働く看護師などの職種は、
"学校で教える"だったり、"患者と向き合う"という毎日の仕事がある一方で、

コミュニティ開発は、村に行って活動を探すことからスタート。
言語の問題もあり、最初は一従業員としてマンパワーになることもできません。

「〇〇ができた!」「〇〇を教えてあげられた!」という達成感を感じることが少なく、
メリハリのある毎日を過ごすことが難しいような気がします。


そんな毎日を、必要不可欠な存在になるように作り上げていくのがコミュニティ開発の醍醐味。
全ては、自分次第です!



④時間が有り余る (忙しい日本の環境との差)

最後にホームシックの原因としてあげるのは、日本からの生活スタイルの変化。

日本で暮らしていたときの自分が聞いたら本当に贅沢な悩みだと思いますが、
時間が有り余るようにある生活スタイルが逆に悪影響を及ぼすときがあります。

日本では平日はほぼ仕事、土日もイベントが多くて予定でいっぱいでしたが、
マラウイでは17時終わり、土日できるオプションも少ないです。


特にアフリカ生活では夜外に出ることが難しく、
エンターテイメントも少ないので、気分転換も難しい。

そんな環境の中、時間がいっぱいあることに甘えて、ダラダラ過ごしてしまったら終わりです。

日本の忙しいメリハリある生活が懐かしいな。そんな風に思ってしまうこともあります。






以上、ホームシックの原因を客観的に分析しました!
共感する部分はありましたか?

何か問題があるときは、自分を第三者の視点から見ることは大事だなあとしみじみ思います。



全ては自分次第!ホームシックも一時期のもの。
マラウイの壮大な夕焼けは、そんな悩みを吹き飛ばしてくれます!


青年海外協力隊は「自己管理」と「主体性」がとても大切だと思います。
喝を入れて進むのみ!

       



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