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[目次]

□マラウイで半年生活して変わったこと  
  ①効率だけがすべてじゃないと知れた  
  ②豊かさって何だろう?  
  ③「国際協力」が何となくわかってきた  
  ④日本の凄さを再認識



マズカバンジ―!(マラウイ共通語チェワ語で”How are you?”)

 

2016114日。寒い冬の日本から、夏が明けたばかりのマラウイに降り立った日。


そんな日から、あっという間に
半年がたちました!


 

一時期ホームシックに悩まされたときは少し時間がたつのが遅く感じましたが、

活動や生活に慣れてきてからの時間はあっという間でした・・

 

今回は振り返りも込めて、この半年マラウイで生活して変化したことを考えてみます。


 

半年の心理的変化

マラウイが新鮮な時期:1か月目-2か月目

ホームシック時期:3か月目

友達もできて活動が軌道に乗った時期:4-5か月目

自分がマラウイ人化してきたなと感じる時期:6か月目



旅行でアフリカに来るのとはまた違う変化。

アフリカに半年いたらこうなります!

 

□マラウイで半年生活して変わったこと

①効率だけがすべてじゃないと知れた

 

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アフリカに来る前は、日本で一番忙しい場所 東京でOL生活を送っていました。

残業は当たり前。家に着くのは早くて9時。時々12時。土日もたまに出勤アリの、

「ザ・サラリーウーマン」生活でした。(そんな生活も、時々は楽しんでいました)

 

そんな生活で、毎日時間に追われていました。

常に早歩き。予定の優先順位を常に考える。面倒だと思ったら話は聞かない(最低の人間だ!)。

常に「次何するんだっけ?」って考えていたように思います。

 



そんな生活から一転、マラウイはすべてがゆっくり!

基本マラウイ人は、一日に一つか二つの予定しか入れません。

30分遅れ、当日キャンセルは当たり前。スケジュールは守らない。(もともと守るつもりがないかも)

時計を持っていないので、太陽が沈んだら家に帰る。(電気がなくて夜は活動できないから)

 

 

郷に入れば郷に従え。効率が悪くても周りに合わせるしかありません。

 

東京生活からマラウイ生活になったとき、反作用で忙しい生活が懐かしくなり、「忙しい日本に帰りたいな・・!」と思った時期もありました。笑(ホームシック時期)

 

 

でも半年。「効率を優先する社会」「約束を守る社会」にはない、マラウイの良さが見えてきました。

 

効率を優先しないからこそ、相手を待つ心が生まれ、お互いストレスフリーでいられます。


 

また約束を必ずしも守る必要がないからこそ、当日のスケジュール変更に柔軟に対応できます。例えば、午後から急に銀行に行かなきゃいけなくなった時も、「じゃあこれは明日するね」と対応してくれます。

 

そんなゆったりした社会のなかで、人と人はゆったり談笑し、強いきずなを深めているような気がします。マラウイはお互い助け合いの文化。

強い人間関係があるからこそ、貧しい生活の中でも助け合って暮らせています。

 

マラウイにはマラウイの環境に合った、時間の流れ方があるんだなあと思えるようになりました。

そして忙しい・効率を求める日本社会だけが、世界のスタンダードじゃないことを知りました。

 

時々は予定いっぱいの充実した時間が懐かしくなりますけどね!笑

 

②豊かさって何だろう?

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日本で生活しているとき、豊かさというとお金やモノ、社会的なポジションに関連していました。

疲れをいやすためにマッサージに行ったり、欲しいバックを買ったり。
そんな願いを叶えるためには、いつもお金が必要で、お金に困ると「辛いな」と思いがちでした。


また時間に追われ、仕事が忙しくて、大事な友達の約束を断ったり、親と会話する時間が減ったりしていました。


 

 

一方でマラウイでは「お金」が豊かな人はほとんどいませんが、毎日楽しんで生きている人はたくさんいるように思います。

 

お金は最悪あまりなくても、自分で農作物を栽培しているので、その日のご飯は手に入ります。

また助け合い文化が根付いているので、ご近所さんと交換したり、恵んでもらったりすることもあります。

お互い助け合うという文化は、心の安定につながっているんだなあと思います。

 

また時間がゆるやかに流れているので、あせったり、ストレスを感じたりすることが少ないです。

毎日楽しむという豊かさ。

 

経済的な豊かさだけではなくて、マラウイにはマラウイなりの「豊かさ」がある気がします。

 

 

③「国際協力」が何となくわかってきた

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青年海外協力隊は国際協力事業の一つですが、途上国で暮らしてみてはじめてわかる国際協力の現場がありました。

 

大学の時4年間、「国際協力」について大学生なりに勉強したと思っていましたが、

やっぱり机上で知るのと、実際の体験をもとに知るのとでは違っていました・。

 

大学やセミナーで勉強しているときは、「国際協力」は一つの学問のカテゴリーで、どうしても遠い世界の出来事という感じでした。

 

日本人にとって「国際協力」は与える側。

「どうしたら途上国で苦しむ人がいなくなるんだろう」「貧困や紛争がなくなるんだろう」と、遠い世界で暮らす人々への思いやり・同情や正義感から成り立っていたような気がします

 

マラウイに来てみて、「国際協力」は、マラウイ人にとっての日常で生活の一部ということを知りました。

 

例えば町で大規模な音楽イベントが開催されるとなれば、ほとんどのイベントがNGO絡みだったり。
今年の収穫量が少なくて食べるものがない・・となれば、頼る先は国際機関の援助だったり。
大学に行くお金がない・・となれば外国人に援助を頼んでみたり。

政府の予算の4割が援助金から成り立っているマラウイでは、公務員の給与も援助からきています。

困ったなら援助、と直結して考えます。

 

マラウイでは、社会を支える根幹となっている「国際協力」。

正義感や思いやりなどのきれいごとを抜きにして、「国際協力」が汚職まみれであっても、みじめさにつながっても、生活から取り除くことはできません。

 

マラウイにきて、「国際協力」は正義や思いやりのために行うのではなく、先進国と途上国間で行われる一つの世界規模な仕組みと捉えなければならないなと思いました。

 

きれいごとだけじゃだめだということを知りました。

 

④日本の凄さを再認識

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最後はこれ。やっぱり日本はすごい国です。

 

マラウイで半年生活して、マラウイ人の目線から日本を見ることができるようになってきた気がします。

日本のGDPはマラウイの約121倍。

2016年一人当たりの名目GDP 日本:34,870.93USドル マラウイ:286.98USドル)

マラウイにとって、日本はお金持ちでハイテクな国。

 

日本にいたときは、「経済も停滞して失われた20年から抜け出せないし、高齢化も進んで老人の国になっていくし、これからの日本やばいな」と実はずっと思っていました。

 

日本国内でニュースを見ていると、私のように自国ダメダメ論な人が多い気がします。

 

ですが、一度日本の外にでてみるとその目線は変わりました。

やっぱり日本はGDP世界第3位の国。

世界196か国ある中で、日本はこの世界を率いていくポジションにある国です。

 

自分がマラウイ人化していて、最近日本について一番びっくりしたのが、イギリスのEU脱退のニュースについて日本で報道している内容のほとんどが「世界経済が日本経済が悪くなる!」と経済目線だったこと。

 

これってよく考えたらすごいこと。

他国の変化を受けてすぐに自国の経済につなげて考えるのは、さすが経済大国 日本です。

 

一主婦である私の母も、EU脱退については「日本の景気が悪くなるのは嫌だわ」というコメントしていて、ローカルな主婦も自国の経済や政治を気にするのは国民レベルがかなり高いことだなと実感しました。

 

マラウイで、イギリスのEU脱退のニュースを知っているローカルな主婦はどれくらいいるんでしょう。



 

そんな国に生まれたことを誇りに思うとともに、もっと日本を大事にしなければいけないなあと思いました。

 

マラウイと日本を比べるのはさすがに極端すぎかもしれませんが、

日本には日本の良さがあることを一度世界に出て実感するのは大事だなと思います!

 

 

 

以上、半年マラウイで生活したらこうなるよ!という分析でした。

 

やっぱり経験しないと分からないことだらけです。

 

自分を使った実験ということで、今後も自分の変化について客観的に分析していきたいです!

2年もいたら、ほとんどマラウイ人になってるかも。笑




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