アフリカでのビジネスを通じた国際開発について発信する原祥子(はらさちこ)のブログ。
大学時代はBOPビジネスを研究し、その後富士通株式会社で約3年法人営業。「人生は一回しかない!」と本当に好きなことを追い続ける人生覚悟で、青年海外協力隊でアフリカ・マラウイへ。炭ビジネスを立ち上げ、村人の収入向上活動に2年間従事。その後、サセックス大学院IDS(英)で途上国ビジネスを学ぶ。

青年海外協力隊の経験、イギリス大学院での学び、ICTを使った国際開発、アフリカでのビジネスを使った開発などを綴ります。

好きなものは、バックパッカーとヨガとミスチル♪(バックパッカー27か国、海外滞在4か国4年)
Afri-Quest.com,The Povertist-途上国の貧困と開発を深堀するオンラインマガジン-でライターもやっています!

協力隊の悩み・日々思うこと



マズカバンジー!(マラウイの共通語チェワ語で"How are you?")

   



今日はちょっと真剣なテーマ。
マラウイは実はエイズが世界的にみてかなり多い地域です。


マラウイに来て3ヶ月。

物乞いもストリートチルドレンもほかの途上国に比べて少なく、一見平和そうなマラウイの毎日。



そんな生活のすぐ隣にエイズが隠れていました。




□突然の上司からの深刻な話…
       


        (左:同僚の女の子、真ん中:上司、右:私)


上司: 「さちこ!ちょっと来て!真剣な話があるんだ。」
オフィスで談笑中、突然神妙な面持ちになった上司。



なんだ、なんだ、と内心焦るわたし。


わたし: (何かやばい事したかな?遅刻したっけ?)
     色々な妄想が広がります。




上司:「実は女性の同僚で、トラウマがあってね。。聞く準備はいい?」

わたし:(ええ、女性のトラウマ?!恋話?)

    パソコンを閉じて、正面を向なおしました。





上司「・・そんな構えなくていいよw」




・・妙な話をされるのかと身構えましたが、普通に仕事の話でした。




上司「大学生を毎年インターンで受け入れているんだけどね、
    結構女性がトラブルを起こしていて・・。


   前回、インターンで1年来たマリア(仮)は最初はおとなしい子だったんだけど、
   とても友人関係が広くてね。


   ・・・男性関係もね!」



私「その子が何かなにかしたの?」



上司「交友関係が広いのはよかったんだけど、その子が色々な男性と仲良くてね。



   ある日、職場で働いていると、知らない女の人がいきなり刃物をもって現れて!
   
   マリアを狙って、殺そうとしたんだ!必死に止めるのが大変だったよ~(笑)

       既婚者と不倫していたみたいで、奥さんが来たんだ。」




私「(絶句)・・・・?!?!?!?!??!?」


  突然のドラマのような話に、混乱するしかない私。笑って話す上司。

  どうやら、マラウイでは現実でも火曜サスペンスのような展開が起きるようです。



私「その子は大丈夫だったの?」



上司「女のひとは抑え込んだから大丈夫。でも、その子はインターンを打ち切って大学に帰ってもらったよ。




    ・・その子みたいに色々な人と仲良くして関係を持ってたら、色々危ないんだ。
    
    エイズになってしまう可能性もあるよ。」



女の子の話からエイズの話になりました。どうやら言いたかったのはこっちの話題のよう。



上司:「コタコタはHIV保有者が特に多い地域なんだ。

    きれいな湖があって、それが行為を促進させてるんだろうね。


    優秀な仲間のオフィサーが、いっぱいHIVが理由で亡くなってるんだよ。」



 マラウイのHIV保有者が多いとは知っていましたが、まさか周りのオフィサーにもいるとは考えていませんでした。


上司:「実は、このコミュニティ開発の部署でも今療養中の同僚もいるんだよ。」




状況はあまりよくなく、故郷に帰っているのだとか。

私が配属されてから1か月。その人に会ったことはまだありません。。



上司:「マラウイは平均寿命がとても低いんだ。
    
    長生きする人はちゃんと長生きするんだけど、エイズのせいで早死にする人が多いから低くなってるんだ。


   平均寿命が長い日本が羨ましいよ。」



そして、寂しそうな表情をする上司。。


マラウイの平均寿命は55.23歳、日本の平均寿命は83.33歳(2013年度、世界開発指標)
この平均寿命の差の原因の一つは、エイズの問題が隠れているそうです。。


       




マラウイのエイズ問題

HID感染者の数は1,100,000人。15歳以上の大人で、10人に1人が感染者。(2014年、UNAIDS) 

道行くひとの10人に1人がエイズという国。こう考えると、かなり高い数字です。

以下の図の赤色の地域がより多い地域。やはり都市部に感染者は多いです。
     (Malawi AIDS Response Progress Report 2015 2016.4.25)





□エイズって?
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そもそもエイズとは?



エイズの正式名称はAIDS:Acquired Immuno-Deficiency Syndrome(後天性免疫不全症候群)。



エイズはHIV感染した結果、起こる病気。

免疫に大切なこれらの細胞が体の中から徐々に減っていき、普段は感染しない病原体にも感染しやすくなり、さまざまな病気を発症します。
この状態を「エイズ」と言います。

※HIVはHuman Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)が、ヒトの体をさまざまな細菌、カビやウイルスなどの病原体から守る(このことを"免疫"といいます)のに大変重要な細胞である、Tリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染するウイルスのこと。



HIVはどうやったらうつるのか?

ご存知の方もおいかもしれませんが、エイズは手をつないだり一緒に過ごしただけではうつりません。

HIV感染を防ぐには血液、精液、膣分泌液などに多く分泌されるので、それらの体液が粘膜や傷のついた皮膚に触れないようにすることが必要。



輸血や針刺し事故も危ないのですが、

一番多い感染経路は性行為。次に多いのが母子感染。


そのため、性行為の場合は、必ずコンドームを使用すること、また、相手に使用してもらうことがとても重要です。




詳しくはこちら!HIV相談検査マップ (2016.4.25)
HIV・エイズについてとても分かりやすく書いてあります。




□まんえいの原因は何か・・・


突然命を奪うエイズ。
長年援助もされ、マラウイでもずっと対策は行われてきました。


それにもかかわらず、なんでエイズは止まらないのか。

マラウイで過ごすからこそ、見えてきた深い原因がありました・・。



①宗教的・文化的な理由

無題

マラウイは約75%の国民がキリスト教の国。

キリスト教の影響で、「避妊=してはいけないこと」という考えが基本的にあります。


そのため、
キリスト教系が支援するクリニックの近くで、コンドームを見つけるのが難しかったり、

他の人に店でコンドームを買うのを見られるのを恐れて買えなかったり、


コンドームを手に入れるのが難しいという環境があります。




また、日本では一般的に使われているコンドームですが、

マラウイでは「コンドーム=浮気人」と考える人が多いんです!


   ・コンドームを使わない→安心してるから→最愛の一人だけを愛する人

   ・コンドームを使う→複数人と行為をしている。やましいことがある。→浮気人


慣習的に、子供をいつ作るかなど家族計画を考える人が少ないマラウイでは、避妊のためにコンドームを使おうという発想がありません。。


そのため、「コンドーム=浮気」となってしまうんです。

カップルがコンドームを使ってとお願いすると、浮気しているのではないかと疑っているように見える・・。




そんな宗教的・文化的な理由から、コンドームを使いたくても使えない、また使いたいと思わない環境があります。

考え方に関わる問題なので、コンドームをたくさん配ってもなかなか解決することは難しいです。。



②いっぱいいるという安心感

エイズ感染者は国民の10人に1人いるマラウイ。

「そんな大勢いるなかで、彼女彼氏ができたときに怖くないの?」、とマラウイ人に質問したことがあります。


そんなとき帰ってきた返事は「別に怖くないよ。周りにもエイズの人はいっぱいいるし。薬を飲めば、エイズになっても大丈夫らしいし!」



日本の風邪のように、発症が日常的になるほど病気の怖さが薄れていくのかもしれません。

まわりの知り合いがエイズだと、エイズが周りに存在することが当たり前になり、その怖さが薄らいでいきます。


そのため、エイズ検査をしたり、コンドームを使ったりしてHIVを防ごうという気持ちが弱くなっています。



③治療薬が安いからこそ


マラウイの大きな問題であるエイズに対し、多くの援助や支援が入っています。

エイズだけどお金がないから治療できないという事態をなくすため、

エイズへの薬は基本的に無料か低料金。


定期的に病院に通えば、経済的な負担もなく、エイズでも普通に過ごすことができます。



すべての人にちゃんと治療が行き届くことはとても重要なのですが、
この「経済的な負担があまりない!」ということが逆にエイズを萬栄させるきっかけにもなっています。


「エイズになっちゃっても、無料で病院に通えるし大変じゃないや。」
「ちゃんと病院さえいってれば、エイズも怖くないでしょ?」

という安易な考えが広まっているように思います。



支援が行き届いているからこそのデメリット。
とても悲しいことですが、援助の負の面で援助がある限りこの考えはなくならないような気がします。




以上が、マラウイにいて感じたエイズ萬栄の原因3つ。





原因はもっとあって複雑に入り組んでいて、なかなか解決するのが難しいことが生活をしていて感じました。。


・・ただ、エイズのことを話しているときの上司の悲しそうな顔が忘れらせません。


プライバシーの問題でまわりの友人がHIV保有者かどうかは、普段の生活ではわかりません。

でも、きっとエイズは日常的に身近にあるのだと思います。





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マズカバンジ―!(マラウイの共通言語チェワ語で'How are you?')




任地コタコタでの活動を開始して2週間目!


いきなりイースターホリディで4連休にあたったり、朝出勤して急に「今日は休んでいいよ。」と言われたり。笑
あまり活動ができていない最近です・・・。

毎日続くゆったりした生活。
目の前に広がるのは青い空と大きな湖・・・。
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日本で毎日忙しい生活を送っていたときは、「早くゆったりした、自然がきれいなアフリカに行きたい!」という思いが強かったのですが、

実際ゆったりした生活を送ってみると、日本の生活を思い出して焦ってきました!
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とはこのことでしょうか・・・。


正直、日本の生活との忙しさの差にプチホームシックになってます。(汗)


・・・でも焦りは禁物。
まずは、この土地でちゃんと生活して、知り合いを作って、生活に慣れていくことが必要です。



そういう背景を踏まえて、最近のもやもやのエネルギーを晴らすため、
今後2年間の活動報告書を作りました!


協力隊に参加する人は結構作っていると思いますが、
今日はあえてその活動計画書についてお話します!



□2年間の活動計画書はなぜ作る?
①活動のすべては自分次第だから
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協力隊の活動は、すべて自分の気持ち次第!


それは、会社に勤めている・自営業している社会人とは違って、
ほかの人から成果を求められることが少ないから。

会社に勤めていると、毎日いくら売り上げたのか、どれくらい仕事したのか、
(私は特に営業だったので)数字や責任に追われることがしばしばです。


一方で、協力隊活動は自己責任。

どれくらい村の収入を上げたのか、プロジェクトをいくつ行ったのかなど、
具体的な数字を所属団体から強く求められることは少ないです。



 *もちろん税金で支えられるODAの一環として、ボランティアの成果は一定数求められますが、協力隊活動は、まず「そこに派遣されて、何らかの活動をしている」ことが一つの成果。

  どれくらい村の収入を上げたか、持続可能なプロジェクトを行ったかなどの評価は、もう一段階レベルが高い成果に位置付けられているような気がします。




上からのプレッシャー、組織からの管理もあまりない中、活動を行うのが協力隊!
どれくらい活動を行うのかは、各個人の気持ち次第です。


派遣先に出勤する平日だけでなく、土日も含め、アフリカの生活すべてが活動になりえます。

どれくらい熱い気持ちをもって(持続して)、毎日生活できるかが肝心!!




まわりに流されないず、自分の弱い心に負けないために、ストッパーを設けるのが大切です。

計画書はその一つのストッパー。

計画書を作成することは、自分の熱い気持ちを時折思い出し、
最終目標に向かうための道しるべになります。


私は時折計画書を見返すことができるように、
いつも使っているPCのデスクトップに張り付けています。

ホームシック気味な今は、計画書を見返すいいタイミングかも。笑




②協力隊活動の過程をちゃんと残すため
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2年の協力隊経験で、自分は何をしたのか。

活動の成果をまとめることは、
 自分の中で2年を消化するためにも、
 次のキャリアステップに進むためにも、
 青年海外協力隊活動を日本中に理解してもらうためにも、

とても重要だと思います!



協力隊の活動内容を伝えるにおいて、PDCA(Plan→Do→Check→Action)
すべてのプロセスがちゃんと説明できることがベストです。

2年間どういった活動をしたのか結果(Do)を残すのは大切ですが、
それと同じくらい、どのような計画を当初立てたのか(Plan)を最初のうちに残すのが大切


活動を具体的に始める前に活動計画書を書くことで、Planをしっかり残すことができます。



できれば紙ではなく電子データで残すことで、活動終了時にも発表資料にしやすくなります。




□計画書の作り方
今回作成したのは、こんな資料!





1)協力隊に参加する目的
2)協力隊での2年間の目標
3)2年間のスケジュール
4)(仮)主な活動について

を書きました。

活動はまだまだ始まったばかりなので具体的じゃないところも多々ありますが、今後この項目で書いていきたいと思っています。



計画書を作成するうえで大切だと思うのは、3点!


目的-目標-スケジュールが繋がっていること
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当たり前のことですが、
計画書を作る上で、目的、目標、スケジュールが上から繋がっていることが重要です。


[目的]・・なぜ協力隊に参加するのか

[目標]・・何を2年間で達成したいのか

[スケジュール]・・具体的にどのような活動をするのか



なぜ協力隊に参加するのかという当初の[目的]にかなった2年間の具体的な[目標]を決め、

その2年間の[目標]を達成するための[スケジュール]を立てます。


3つが繋がることで、当初の目的が達成できる活動計画書が作成できます。


私が計画書を作成する際には、
協力隊になぜ参加したのか。。まずはそれを思い出して、書きだしました。
その後、目標を書き、それを具体的なスケジュールに落としていきました。


②具体的な活動に落とすこと(日程も書くこと)
無題

スケジュールを作成する際には、「何年何月に何をするか」具体的に書くことが必要です。


特に客観的な評価が少ない協力隊活動では、目標が達成できたのかどうかわかりにくいです。

目標は目標のままで終わってしまうという、悲しい結果になってしまうかもしれません。


そこで、目標を具体的な活動に落とすことで、
実際に活動が進んでいるのかどうか指標にすることができます!

具体的に何年何月(何日)、活動の日程を書くことで、
より行動を具体的に起こすことができます。


まわりからのプレッシャーが少ないので、
自分自身でプレッシャーをかけるうえでもよいかもしれませんw



③他人にも見やすくすること
無題

自分に見やすいのはもちろんですが、他人にも見やすい資料を作ることが大事です!

それは、作成した活動計画表を後々活動報告書に活かすため。



活動計画書は自分の考えを整理するために書くものはもちろんですが、
後々発表資料としても活用できます。

作成する際にほかの人に発表できる形にまとめておけば、後々行う編集作業も簡単です。


今回活動計画書を作成にあたって、
紙に書くか、Wordでつくるか色々迷いましたが、
結局は発表で使いやすいようにPowerpointをつかいました。

みなさんも、自分自身のためだけではなく、
外に出す資料としても活動計画書を活用してみてはいかがでしょうか。





活動計画書の内容は、ちゃんと実行して意味があります。。

作っただけにならないように、今後Do→Check→Actionもちゃんとしていきたいと思います!!





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ムリバンジ―!(マラウイの共通言語チェワ語で'How are you?')


今日、職場に行ってみて起こった不思議な体験から考えたことです。



□「なんで今日来たの?」 不思議がいっぱいな職場

任地に配属されて、今日で約1週間!
今日もいつも通りオフィスに行ってみると、

「あれ、さちこ。今日は何で来たの?」と上司に言われました。



私:「??」(ええ、毎日出勤するのは当たり前じゃないの?)と思っていると、、


上司:「2日間連続でフィールドに行って疲れてると思うから、今日は休んでいいよ。ボスにもそう報告してあるし。」


私:(これは気づかいかな?それとも休んでほしいのかな?まあいいか・・・。)
   「わかった!ありがとう。Zikomo!」



ということで、今日一日が急にお休みになりました。笑

日本の常識で考えると、出勤して急に休めって意味が分かりません。



日本での前職は結構ハードな職場にいて、毎日残業が当たり前。毎日、営業の外回りがありました。

それに比べると、とても生ぬるい環境。正直、手持無沙汰・・・。



でもそれが、こっちの働き方なのだからしょうがない。


郷に入れば郷に従え。習うより慣れろ。


文化の違いが大きくて、毎日「???」の連続ですが、
まずは変に誤解せず、ちょっとずつ文化を理解していきたいと思う毎日です。



□働き方が異なることに対しての処方箋は「説明書」

               document-clearing-illustration

働くことに対しての価値観や、職場環境が日本と全く違うマラウイ。

しかも、私の任地コタコタは初めてJICAボランティアとして派遣された地域。
前任者がおらず、職場にとって私が初めての日本人ボランティア。



マラウイ人の上司にとってみれば、急に来た私の取り扱い方が分からないのも無理はありません。 



そこで、今日急にできた休みを利用して、「さちこの説明書」を作ってみました!
What is jocv? from 祥子 原


1)今までの経歴、できること、助けてほしいこと、マラウイでしたいこと

2)青年海外協力隊(JOCV)とは何か



を主に書きました。

職場の上司や同僚にプリントアウトして、見てもらう予定です。


このアイディアは、現在ルワンダで活躍する同期の協力隊員からもらったもの。
同じことで悩む協力隊のつながりが、世界中にあるのはとっても頼もしいです。
のりくん、ありがとう!


ルワンダで活躍する同期の「説明書」についてはこちら。

ルワンダノオト 青年海外協力隊ブログ 
【出勤4日目】配属先向けに「私の取扱説明書」作りました。青年海外協力隊・コミュニティ開発の悩み。

                            http://blog.livedoor.jp/norehero/%E7%A7%81%E3%81%AE%E5%8F%96%E6%89%B1%E8%AA%AC%E6%98%8E%E6%9B%B8


□説明書をつくるわけ
なんでせっかくの休みを利用して、資料をつくったのか。

①職場の同僚は、協力隊についての理解が不十分

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協力隊を好意的に受け入れてくれた職場ですが、上司や同僚がみな協力隊は何か知ってくれているわけではありません。

それは、協力隊要請の仕組みが原因。

「協力隊を入れたい!」という要請が職場から出されてから、半年も1年もたって協力隊員が職場に配属されます。
それだけ間が空いてしまうのは、研修があったり、なかなか要請に応募者がなかったりしたから。



半年も1年も間が空いていると、要請した部長が転勤でほかの職場に行ってしまったり、

協力隊にお願いしていた職場の課題が関心の薄いものにしまっていたり、

そんなことがよく起こります。



そういったことが起こってしまうのは、しょうがないものだと思っています。


日本の職場でも、会社の欲しい人材と部署で求められる人材が異なるように、
欲しい人材が欲しいタイミングで組織に入るのは難しいです。


そんな状況を踏まえて考えると、それでも好意的に協力隊員を受け入れてくれている職場には感謝。


※とくにコミュニティ開発という私の職種は、やることが幅広いのでふわふわしがちです。
  ふわふわしているからこそ、どんなことでもできるというメリットがあるのですが!!

 中学校で授業を行う理数教師や、病院で働く看護師などの職種は、基本的に協力隊の役割がもう少しはっきりしています。



協力隊についてあまり知られてなかったり、
私が何をしにマラウイに来るかわからなかったり、

それを説明するのは自分の責務!



この資料を通して、
ちょっとでも私自身や協力隊について、上司や同僚にわかってもらえればと思います!




②2年間で自分の「やりたいこと」をやる

い

協力隊の任期は2年間。長いようでいて、短い期間。


その間に自分が目指すことをするには、協力者がいるかどうかが大事だと思っています。

協力者は、「自分が何をしたいのか」まず周りに発信しつづけないと、生まれてきません。

「これに関心がある!」と周りに伝えることで、その話が回りまわって仲間になってくれる人が現れると思います。



特に、海外では自分が何を考えているのか、周りに発信することが日本よりも重要!

空気を読んでくれと思っていてもなかなか伝わらない経験を、6年前アメリカ留学中にたくさんしました。



文化人類学の観点から言うと、

日本は言語化をあまり行わないハイコンテクスト社会だといわれますが、

イギリスの植民地だったマラウイを含め、欧米諸国は言語化を行うローコンテクスト社会。

(ご参考:パンネーションズ・コンサルティング・グループ・ビジネス英語教育・コミュニケーション能力開発・プレゼンテーション力養成)



思いを言語化することが必要です!








その第一歩の「説明書」。


・・・・・気になる職場の反応は????


上司に見てもらうのは、ドキドキだ~。笑

のちほど、報告します!!お楽しみにw



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マズカバンジ!! Mazuka Banji!!

マラウイ初日

青年海外協力隊でアフリカのマラウイに派遣中のさちこです!
これから2年間、マラウイの方のビジネスを支援する仕事を行います。
(職種:コミュニティ開発,  任期:2016年1月-2018年1月)

マラウイに到着して、約2カ月が過ぎました。

到着したばかりの新鮮な気持ちで、
アフリカの生活からビジネスに関することまで、さまざまな情報をお届けしたいと思っています!


おくらばせながら、今日は私のプチ歴史をご紹介します。

私がどんな人間か。こんな人間も協力隊に行けるということを、分かってもらえたら嬉しいです。笑


□都会に憧れを抱く田舎者

立山

生まれは富山。
小さい頃から家の周りを冒険するのが大好きで、大きな世界に興味を抱いていました。

中学生の時、教科書で「星野道夫」さんというアラスカ写真家の話を読み、
「彼のようにいつか世界に出て世界を見てみたい!」と先生に話して笑われたこともありました。

外への憧れが強く、大学から富山を出て京都へ。


□バックパッカー好きな大学生

ふつふつとした外へ出たい思いは、大学で弾けました。笑

突然ですが、「ガンジス川でバタフライ」という本を知っていますか?
20歳にてインドを旅するたかのてるこさんの話、バックパッカー好きには堪らない本です。笑
持前のフレンドリーさと好奇心で、困難を乗り越える話に刺激をたくさんもらいました。

「ガンジス河でバタフライ」

内容紹介:20歳にして、長年夢見ていたひとり旅に出たてるこ。極端な小心者だからこそ、五感をフルに稼働させて、現地の人とグッと仲良くなっていく。インドでは聖なる河ガンジスを夢中で泳ぎ、ぶつかってしまった人に謝ると、なんと流れゆく死体だった……。ハチャメチャな行動力とみずみずしい感性が大反響を呼んだ、爆笑紀行エッセイ第一弾。

長澤まさみ主演で映画にもなった名作。
http://urx3.nu/rMir (2016.1.31現在)

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この本がきっかけで、一人でインドに初バックパッカーへ!
本の筆者の行動力と楽しそうな経験に感化され、ガンジス河でバタフライ。負けじとクロール、背泳ぎ、平泳ぎを経験してきました。笑

その後バックパッカーにはまり、大学ではアジアを中心に17か国いろいろ回りました。
街を回るたびに、いろいろな人と出会いました。スラム街に、ストリートチルドレンに、物乞いに。

そんな経験から徐々に国際協力への興味が深まり、大学では国際協力を中心に学んでいました。


□アフリカに至った理由

マラウイ4

アフリカへ至ったのは、将来国際協力の分野で働こうという決心がついたから。
人生一回きり!うじうじ悩んでばかりいるより、具体的な行動をとらなきゃと思いました。

1年以上悩みましたが、一大決心し約3年務めたIT大手メーカーを辞め、協力隊に参加。

(私がなぜ一大決心をしアフリカに来たのかは、以下の記事をご覧ください。)

なぜ大手企業を辞めて、青年海外協力隊でアフリカに行くのか?

今日は、初心を思い出す意味も込めて、
私がなぜ大企業を辞めて、青年海外協力隊でアフリカに来たのか?について書きます。


前職は、営業で新規顧客を開拓することを中心に行っており、関係があまりなかった顧客と関係を築いていく仕事をしていました。
マラウイでも同じように、コタコタという日本人が誰もいないプチリゾート地で、ビジネスの開拓支援を行う予定です!

コタコタでの具体的な活動は3月より始まります!


このブログでは、アフリカ・マラウイでのビジネスでの悪戦苦闘から、生活の様子までさまざまなことをお届けします。

これからよろしくお願いします!


□おまけ

アフリカの経済から、スポーツ、文化までリアルな情報を配信している
Africa-Queat.com で、現地レポートを書かせてもらっています。


Africa-Quest.comは、アフリカに挑戦する日本人のためのメディア。

アフリカ全土の経済ニュースからサブカル、日常生活に至るまで、アフリカに関心のあるひとには有益な情報を発信しています。


ぜひこちらも、アクセスしてみてください!

Africa Quest.com


では!ティオナナベ!(See you again!)



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マラウイ4

2016年1月13日、マラウイに着きました~!
これから2年間の生活がここで始まります♪

広くて青い空に、どこまでも見える地平線・・
平地で建物がほとんどないので、日本でもほかの国でも中々見られない景色がみられました!




□マラウイはどんな国?
「そもそもマラウイってどこよ?」






「マラウイに協力隊に行く!」と友人や親族に話したとき、まず決まって最初に言われるのがこの言葉です。
いや、私も協力隊に合格するまで知りませんでした。笑



みなさん、マラウイってどこにあるか分かりますか・・???


マラウイ10
ご参照:http://mjk.ac/22XnmG




マラウイ(正式名称マラウイ共和国)は東アフリカに属する国!



面積は北海道と九州を合わせた大きさ(11.8万km2)、国土の20%が湖で占めています。
このマラウイ湖国立公園が世界遺産なんです。



気候は3種類あります。
涼しい乾季(4~8月),暑い乾季(8~12月),雨季(12~4月)で、
寒い時期は10度以下、暑い時期は37度くらいになります!



アフリカだからってどこでも暑いわけじゃない!

「日本の蒸し暑い夏より過ごしやすいよ~🎶」って爽やかに言う日本人もいました。笑






マラウイは実は「世界の最貧国」と呼ばれる国。


マラウイ一人当たりNGIは270米ドル(2013年:世銀)、
つまり一年間にもらう所得の平均は27,000円(約270アメリカドル)です。




日本の年間所得平均:約550万円(平成22年度 厚生省調べ)とすると、マラウイの所得は日本の約200分の1。


ご参考)マラウイ共和国 外務省データHP(2016.1.18)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/malawi/data.html#section1





マラウイは、そんな日本とは距離も所得もかけ離れる国。
「どんな国なんだ・・・・・・・(不安)」



そんな思いを持ちながら、マラウイに飛び立ちました。









□実はそんなに貧しそうじゃない?!



マラウイに着いて約2週間!街の様子をみて思ったのが、

「あれ?実はそんなに貧しくないんじゃないの?!」





首都には、日本の中古車がどんどんはしって


オフィス街の女性はみんなきれいに髪を整えてて


中国系のショッピングセンターもあって


実は、肥満なんじゃないかって思うくらいふくよかな人もいっぱいいて







インドやバングラディシュには多かったホームレスやストリートチルドレンもあまり見かけません。



日本で生きていたら感じる
「お金がない=貧しい」は、マラウイでは違うのかもしれません。



まだ首都リロングウェに2週間しかいないので見えていないのかもしれませんが、
これから2年間で考えていきたいと思います。




来週からマラウイの各地方に行くので、また違った風景がみれるかも!
お楽しみにw




□着いて2週間の生活・・・!


着いて2週間の生活をざっと振り返えってみましょう~。
ついてそうそう3つの試練がありました。




①停電(計画停電?)
停電

首都リロングウェでは、1週間に1,2回ありました。

昼だったり、夜だったり。
買い物している最中だったり。

停電対策か、マラウイの牛乳は常温OK・賞味期限が3か月くらい持ちますw




住んでいるJICAドミトリーにはジェネレーターがあるので、電気が使える有難みを感じます。




②断水 
断水

ドミトリーに帰って、急に「水がでない!」ということが先週ありました。笑




「じゃあ今日はトイレとお風呂どうしよう?!」


となりましたが、ちゃんと非常用水を貯めていたので大丈夫でした。


非常用水、ほんと大事だと気が付きました!





③Wifi が 非常に繋がらない・・・・汗

IT


ネットワーク環境は、実はちゃんとあります!


アフリカといえど、マラウイといえど、携帯電話はかなり普及してます。



ただ繋がらなくて、かなり遅い。笑


Wifiや携帯電話のテザリングに制限があるのか、時間によって繋がる繋がらないはマチマチ・・・汗




日本と比べても意味はないのですが、ちょっとイライラ・・・。

実は自分がITにかなり依存しているって、気が付きました。
やっぱり最新のテクノロジーが好きみたいです。


マラウイのIT事情については、また追々書きたいと思います!






現在はマラウイの現地語チェワ語を勉強してます。

来週は、いよいよ初めて自分の配属先に行ってきます。




いろんな予定が盛りだくさん!


ネットが繋がる限り、お伝えしていきますー!(^^)/








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