アフリカでのビジネスを通じた国際開発について発信する原祥子(はらさちこ)のブログ。
大学時代はBOPビジネスを研究し、その後富士通株式会社で約3年法人営業。「人生は一回しかない!」と本当に好きなことを追い続ける人生覚悟で、青年海外協力隊でアフリカ・マラウイへ。炭ビジネスを立ち上げ、村人の収入向上活動に2年間従事。その後、サセックス大学院IDS(英)で途上国ビジネスを学ぶ。

青年海外協力隊の経験、イギリス大学院での学び、ICTを使った国際開発、アフリカでのビジネスを使った開発などを綴ります。

好きなものは、バックパッカーとヨガとミスチル♪(バックパッカー27か国、海外滞在4か国4年)
Afri-Quest.com,The Povertist-途上国の貧困と開発を深堀するオンラインマガジン-でライターもやっています!

国際協力

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マズカバンジー!(マラウイの挨拶で“How are you?”)


現在、サセックス大学で勉強してるさちこです!

最近、「イギリスの大学院ってどんな感じですか?」「協力隊から大学院行くって、どうですか?」って聞かれること多いので、

日々感じてるモヤモヤの一つ暴露したいと思います!



□突然のマラウイ友人からの連絡

ある日、授業始まる直前に、今南アに出稼ぎしているマラウイの友人から‬連絡が来た。
彼は協力隊中にすごく仲良くしてた一人。

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2年間色んなプロジェクトを一緒にした友人

‪友人「今朝ボスの弟が殺されたんだ。今後どうなるか分からないよ。早くマラウイに帰りたい。僕に投資して、いっしょにプロジェクトしよう」‬

これを見た瞬間、目が点に😱

(そんな危ないところに彼はいるんだ)

(マラウイで仕事ないから南アに行くって働き始めたけど、お金を得るためには自分の命も危険に晒さなきゃいけない環境ってなんなんだ…)


ニュアンスから、彼は結構センシティブな雰囲気。

‪ちゃんと彼に向き合いたかったけど、すぐにでもプロジェクトの話ししたかったけど、授業で返信できなかった‬。



他にも。
去年、仲良かったマラウイの同僚が亡くなった。

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職場の写真


彼はよく一人で作業してる私に話しかけてくれた。私が職場で慣れなくて緊張してる時、彼が得意な冗談でいっぱい笑わせてくれて、職場に慣れることができた。

本当にたくさんお世話になった彼。

なんで、面白くて未来のある友人が亡くなったのか。それは私の勉強してる事で実際どうにか出来る事なのか。

彼が亡くなったと突然の連絡をもらった時、私はマラウイの現地とここで勉強してることの間に途方も無い遠さを感じて、涙が止まらなかった。



私はいい大学院で「アフリカの貧困」を勉強してるくせに、実際友人が苦しんで助けを求めてる時に、授業を優先にしてるんじゃないか。

モヤモヤを強く感じた。

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大学の授業の様子

最近色んな同級生のこと知ってきて感じるけど、イギリス大学院で勉強する多くの人は、その国の裕福層な気がする。

途上国からの人も、日本人でさえも。



裕福な学生が豪華な環境で勉強している世界と、途上国で貧困に苦しんでいる世界が‬私の中で遠すぎて繋がらない。


授業から得られるのは私のキャリア。
綺麗なこと勉強してるけど、実際には他人じゃなくて自分が大切なんだなーと。


□「世界のために何かしたい」ってなんだ?
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「世界のために何かしたい」

よく聞くセリフ。


私も昔は、「途上国の可哀想な人たちのために何かしたい!」って使命感に似た想いを持っていた。

色んな経験をして現状が見えてきた後も、「少しでもいいから、世界の誰かを、目の前の人を幸せにできたらなあ」って今でも思ってる。

でも私はマザーテレサみたいに全てを投げ打って人の為に動けるスーパーヒーローじゃなかった。

自分も大事だった。




【本気で】世界のために何かしたいなら、

途上国に行って、本当に苦しんでる人にあなたの財産を分ければ良いのかもしれない。

別にかっこいいベンチャー立ち上げなくても、大学院通わなくてもできることはいっぱいある。

‪大学院や研究機関も、途上国についてのリサーチいっぱいするぐらいなら、その費用をそのまま途上国の学校建設などに投資した方が、幸せになる人は増えるかもしれない。‬



もちろん自分を犠牲にして国際協力するべきじゃ無いし

私は、自分のキャリア家族を大切にしながらできる範囲で国際協力するのが一番いいと思う。



国際協力って外交、企業権益、自己実現の一部でキラキラしてないことも知ってる。(それで成り立つ世界があるから、その事自体は悪くないと思う)



でもやっぱり
この「世界をよくしたい」っていう開発学のキラキラさと、現場で本当に苦しむ人の遠さを知ってクラクラするな〜と思う夜でした。

誰が悪いわけでもないと思うけど、これが世界の仕組みなんだろうなあ。

だからこそ世界は変わらないんだなーと。そして自分もその一部なんだなと。

いつもは飲み込んでるんですが、友人の件でまたクラクラしたので、心の内曝け出しました!笑 


もちろん大学院研究所も、その研究があったから助かった命や上手くいったプロジェクトいっぱいあると思うし、

すごい技術を起業家の人が広めてくれて、大規模なインパクトを途上国に残している。


そのあたりを反対したいわけじゃないんです。

ただただ、現場と会議室の遠さを感じてるだけ。


この話、実は同級生にも相談してて
ルワンダの省庁で働いていた友人、バングラデシュのNGOセーブザチルドレンで働いてた友人も、強く主張してました。


ルワンダ出身の友人「結局はみんな自己中だから、問題が解決しないんだ」


多分これは限りなく真実に近い。


これって、きっとどこでも、日本の政治(省庁で働く人たちと貧困に苦しむ人)にも当てはまる事なのかも。


あなたも、途上国のフィールドから大学院に行った時にこう言う事思うかもしれません!

長文お付き合いいただき、ありがとうございました〜!


アディオス!
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マズカバンジー!(マラウイの共通語チェワ語で"How are you?")

必要なくなった本やおもちゃ、スポーツ用品などありませんか?
必要なくなった物を、必要ある人に届ける。

今日は、JICA主催の「
世界の笑顔のために」プログラムについてのお話!
 
私も実は以前紹介した幼稚園向けに物品募集中。
日本にいながら、 
ぜひ一緒に幼稚園を支援しませんか?

 


□「世界の笑顔のために」プログラムって?

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「世界の笑顔のために」プログラムとは、私たち青年海外協力隊が一般の方からの寄贈品を現場に届けるプログラム。

 

開発途上国で必要とされている、スポーツ、日本文化、教育、福祉などの様々な物品が対象。

世界各地で活動中のJICAボランティアを通じて、物品を必要としている現地の人々へ届けます。

 

思い出のつまったもの、使わないけどまだ綺麗で捨てるのにはもったいないもの。

 

例えば、子供のころ遊んだサッカーボールや野球のバット授業で使った鍵盤ハーモニカやリコーダー

 

そんな物品を、途上国で今まさに必要としている人々につかってもらう。

私たち青年海外協力隊が、橋渡しとなり日本と途上国を繋げるプログラムです。

 

募集は年に2回。募集時期の目安は第1回が4月上旬から5月中旬、第2回が10月上旬から11月中旬。

現在募集中です!
  
参加申込期間:2016年10月3日(月)~11月9日(水)

 
くわしくはこちら〜!

Smile for All in the World”あなたのやさしさを世界へ 「世界の笑顔のために」プログラム

 

募集している物品は、
・音楽用品
・スポーツ用品
・教材
・書籍
・おもちゃ(伝統玩具など)
・医療用具   などなど

リストになっているので、チェックしてみてくださいね♫
 2016年度秋募集「世界の笑顔のために」プログラム 【 募集物品一覧 】

 

 
どんなところに、あなたの必要なくなった思い出の品が届くのか。

一例(としてはおこがましいですが),私が支援する先の幼稚園を紹介します! 

現在、このプログラムで、マラウイの幼稚園と図書館を支援しようと計画中です。

 

 

マラウイの幼稚園と図書館


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マラウイのコタコタ県ンパマンタ村の幼稚園。

地方都市コタコタ県の中心から、さらに20Km離れた所にある田舎にあります。

 

幼稚園は村の有志の若者で構成される、Youth Organaizaionが運営しています。

定期収入が少ない貧しい村人が自身でお金を出し合い運営しているので、基本資金はありません。

 

校舎は茅葺屋根、床もなし。

村人地震で作った小屋なのでボロボロで、雨風も防げません。

天候が悪ければ、授業は中止。

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校舎がそんな様子なので、もちろん遊具やおもちゃ、絵本は一つもありません。

子供達はものを使わない遊びと歌で、英語を学んでいます。

 



英語を学ぶ子供達

 

 

 

 

また、この村には図書館が一つもなく、本屋もほとんどありません。

本に触れ合う機会が、この村に人は極端に少ないんです。

 

そんな中、Vision of Youth Organizationメンバーは幼稚園の中に、

図書館を作ろうと奮闘しています。

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詳しくは、以下の記事!

 アフリカ・マラウイ 農村の幼稚園プロジェクト! ー幼稚園運営に翻弄する若者たちー

 

 

そんな彼らの幼稚園・図書館の取り組みを応援するためプロジェクトに参加しています。

 

 

□「世界の笑顔のために」プログラムでどうやって幼稚園を支援するの?
 
プログラムを通じて、幼稚園・図書館に3つのものを募集中です。
幼稚園を運営するVision of Youth Organizationのリーダーから「これどうにかならない?」と言われ、
検討して3つのものを募集することになりました。
 

私のところ以外でも世界中で物資を募集しているので、気が向いたらぜひプロジェクトに参加してもらえると嬉しいです!


 

スポーツ用品

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・サッカーボール

マラウイの国民スポーツはサッカーですが、サッカーボールの普及率はとても低いです。

子供達は布を丸めて作ったボールでサッカーを練習していますが、布製のため質は悪い。。
 

サッカーボールがあれば、本格的に練習をすることができます!
 

 

・なわとび

首都など都市ではなわとびは売っているのですが、高額であるため幼稚園では買えません。

子供達は布ひもをつかってなわとびをしていますが、

布製であるため、上手く飛べない子が多いです。

 

なわとびがあれば、サッカーボール同様に、子供達の身体能力向上を促進できます。

 

 

学習用具

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・フリップチャート
(黒板)

資金不足のため、幼稚園には。子供たちにアルファベトを教える際に使うフリップチャート(黒板)がありません。

子供たちはアルファベットや英語を歌を通して音で学んでいますが、黒板がないためアルファベットを見て覚える機会は少ないのが問題となっています。

フリップチャートがあれば、子供たちが文字を見る機会が増え、識字率向上につながります。

 

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・英語表記のついた絵本

・英語表記のついた紙芝居

・英語表記のついた漫画

 

図書館に設置する本を募集中です。

現在、Vision of Youth OrganizationメンバーはNGOなどを通じて図書館用の本を集めていますが、

子供用の本が不十分で、困っています。

絵本や紙芝居があれば、子供達が物語を通じて新しい世界を知ることができます。

また、マラウイでほとんど流通していない漫画があれば、日本の文化を知ってもらう機会にもなります。





私の任地でのご紹介になってしまいましたが、
他にも世界中で、必要なくなったものを募集中です!

日本では古いものでも、途上国ではそれは「とっておきの特別なもの」に代わるかもしれません。
 あなたのサッカーボールで練習して、サッカー選手になっちゃう人もいるかもしれません。

ぜひ気が向いたら 、プログラムのページを読んでみてください♫

詳しくはこちら〜!

Smile for All in the World”あなたのやさしさを世界へ 「世界の笑顔のために」プログラム



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■目次

 □マラウイのゴミ山って?  
 □
ゴミ山に集まる貧困者  
 □
「あなたも同じ人間だよね?」

マズカバンジ―!(マラウイ共通語チェワ語で“How are you?”)

突然ですが、フィリピンの「スモーキー・マウンテン」って知っていますか?


かつては海岸線に面した一漁村であったが、1954年に焼却されないゴミの投棄場になった。それ以来からマニラ市内(マニラ首都圏)で出たごみが大量に運び込まれ、ゴミの中から廃品回収を行い僅かな日銭を稼ぐ貧民(スカベンジャー)が住み着き、急速にスラム化した。


スモーキー・マウンテン -Wikipediaより
地図から消されたスラム街「スモーキー・マウンテン」 - NAVER まとめ


フィリピンの「スモ―キー・マウンテン」は世界的にも有名ですが、
マラウイにもマラウイ版「スモ―キー・マウンテン」があります。
(注:マラウイは自然発火じゃなくて、人が燃やしているみたいです)

 

その様子は、今までマラウイに8か月住んだ中でも一二を争うくらい壮絶な環境でした。

 

□マラウイのゴミ山って?


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昨日、首都リロングウェに住む隊員に連れられて、ゴミ山に行ってきました。

(その友人は、ゴミ山問題を改善しようとたびたび通っています。)

 

リロングウェのゴミというゴミが集まる場所、ゴミ山。

マラウイではごみ焼却施設がないため、ゴミはある区画に集められ放置されます。

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燃やされもせず、埋め立てられるわけでもなく。

リサイクルの回収なんてあるはずもありません。(そんなの作るお金がない)

 

その結果、リロングウェの郊外にゴミ山という場所ができます。

数か月ごとにゴミを放置する場所を変えて、大量のゴミが放置されています。

 

とうもろこしの芯やチキンの骨等のいわゆる生ゴミから、

ビニール袋、タイヤの屑、ボロボロの布等。トイレの便座なんてものもあります。

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全てのゴミが集まってきているようで、悪臭がすごい。

ハエは口を開けたら入ってくるくらいの数がうようよしていました。

 

(ちなみに・・

首都リロングウェはこのようなゴミ回収施設がありますが、

 地方になると、そんなものすら存在しません。

 

 ごみ処分のルールはないので、各家庭の自由。

 たいていは、家にゴミを放置する場所があり、

ある程度貯めて、どんなゴミでも燃やしてしまいます。
 
ダイオキシンとかは気にしません・・。)

 

人口がまだ少ないから町はそれほど臭くないのですが、

年約3.07(2014,世銀)の勢いで人口が増加中のマラウイ。

 

人口増加に伴い、ゴミ処理は大きな問題になってくるのが確実で、将来が不安です。



□ゴミ山に集まる貧困者


そんなあまり近づきたくないような場所に、

貧困者が毎日集まり、その日暮らしをしています。

 

その日ゴミを集めていたのは、ざっと数えて100人以上。

ほとんどが男性や男の子。子供も結構な割合でいました。

中には子供を持ったお母さんも10数人ほどいました。(年齢は推定10~30歳代)

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彼らは、ゴミの中から廃品回収を行い、売れるものをかき集めたり。

また、まだ食べられそうなものを集めて、空腹を満たしたりしています。

 

 

彼らが集めているのは、プラスチック製品(ビニール袋、ペットボトル、プラスチック部品など)。

例えば、ビニール袋はコメ袋1袋に大量に集められて750MK(約107円)で売れるらしい。

 

他に探しているのは食べ物。

牛乳やポテトチップス、パン、ジャガイモなど
「まだ」食べられそうなものを探して、
残り一滴になるまで食べて、飲んでいました。

ゴミを漁った汚い手で、ゴミのご飯を食べる。

 

子供がコンドームを集めていたり(コンドームも売れるのか?)

ガラスが散乱している中を、裸足で歩いていたり。

来ている服もぼろぼろで、皮膚にごみが触れやすい。

 

こんな環境にいたら、病気にならないわけがありません。


 

それが、都会に住む最貧困層の過酷な現状でした。

 

□「あなたも同じ人間だよね?」


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今回のゴミ山問題で一番胸に刺さったのが、

「あなた達日本人も私たちマラウイ人も同じ人間だよね?」

と何度も言われたこと。

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ゴミ拾いをしていた兄ちゃんたち


「やってみなよ!」とゴミを掘り起こす棒を渡されて、一緒にゴミ堀りしたり。

「袋が売れるんだ!」って一緒に袋を探したり。

 

途中までは一緒にやっていたのですが、

あまりに悪臭がすごく、口を開けるとハエが入ってきそうで

途中からは精神的に体が拒否し始め・・・

何もできなくなりました。

 

「あなたも私も同じだよね?」って聞かれて、「もちろん!」って答えたけど、

結局、私は同じ人間にはなれません。

 

彼らもきっとお金があったら最悪の衛生状態の中、ゴミを漁るなんてしたくないはず。

もし食べ物があったら、ゴミ交じりの牛乳なんて飲まないはず。

 

同じ感覚を持った同じ人間ですが、

彼らがゴミ漁りをするのは、そうしないと生きていけないから。子供が育てられないから。

 

 

首都リロングウェのゴミ問題なので、政府はこの問題をきっと認知しているはず。

でも解決には、相当な努力が必要だと思います。

 

今ゴミ漁りをしている彼らに職を与えたところで、他の貧困層がまたゴミ漁りを始めるでしょう。

ゴミ山をなくすために、焼却場を作るような予算はマラウイ政府にありません。

 

問題の解決はまだまだ先な気がします。

その間に何人、このゴミ山で人が病気になって亡くなるのか。


解決のために、何ができるのか。
諦めじゃないですが、今の私にはわかりません。



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マズカバンジー!(マラウイの共通語チェワ語で"How are you?")

今日はちょっとシリアスなテーマ。
マラウイのお葬式について。
   

[目次]

 □マラウイのお葬式って?  
 
□お葬式が身近なマラウイ



今日、お友達のお父さんが亡くなったということで、お葬式に参加してきました。

先日ちょうど「家に遊びに来ない?」って言われて、
お宅訪問してお父さんともお話ししたところでした。

裏山のサファリに案内してくれたり、家でご飯やサトウキビをご馳走になったり。
とても素敵な家族でした。

その時は病気と言いつつ元気そうに見えたお父さん。
一度しかお会いできてないけど、やっぱりショックが大きい。

   

□マラウイのお葬式って?

マラウイのお葬式は日本とは違って、家で行われます。

また、遠い関係でも色々な人がお葬式に参加するのが一般的。
基本は、仲良く手も仲良くなくても、村の人全員が参加します。
総勢100人以上は出席していました。
マラウイは、キリスト教かイスラム教の人が多いのですが、それぞれのやり方によって行われます。


今回参加したのはキリスト教系のお葬式だったのですが、
皆で一緒に最後の時を過ごし、賛美歌をみんなで歌って亡くなった方を送り届けるという形でした。

お葬式の前日は皆家に泊まって最後の時間を一緒に過ごします。
その間は、家の周りのお店がお葬式に合わせて閉店。

お葬式では親族と牧師さんのスピーチ。その後、一緒にお墓まで歩きます。
お墓で賛美歌をみんなで歌って最後のお別れ。


日本と流れはやっぱり異なりますが、雰囲気は同じ。
マラウイでも、誰にとっても、親しい人が亡くなるのは身を切られる思いです。




□お葬式が身近なマラウイ

コタコタに赴任して3ヶ月。その間にすでに2回のお葬式に参加しました。
前回は、同僚の奥さんのお母さんのお葬式。

マラウイでは、遠い関係でもお葬式に参加するのが一般的なので、
参加率が日本より増えるのは当たり前ですが、それにしてもやっぱり多い。

他にも、同僚がお葬式だから今日は休み、ということが結構あります。

それだけ、多くの方が亡くなっているということなのかもしれません。
マラウイの平均寿命は54.72歳(2012年度、世界銀行)。 やっぱり日本とは違います。



今回のお葬式で考えたのは、やっぱり「人は不平等」だということ。


お父さんも、もし日本だったら病院でもっと良い医療を受けれたかもしれません。
日本だったら、あんな硬いベットで休養せずに済んだかもしれません。

もしも、もしも、と考えるときりがないのですが、止められずにいられませんでした。


自分がマラウイで生まれてたら、、と最近考えたりもします。
私も幼い時にまあまあひどい喘息を患っていたので、
もしマラウイに生まれていたら、きっと今生きていないかもしれません。


日本国内でも、貧困層と富裕層で受けられる医療の質は違うようにおもいます。
お金が全てじゃないですが、色々環境によって人の命が決まってしまうんだなあと思えました。


そう考えると、「人生って、世界ってなんだかなあ。」とやるせなくなります。

私にできるのは、まず自分を自分の足で立たせることから。
そして、私の手に収まる人を支えることくらいしか、きっと今はできません。



でも、、もしかしたら、、
マラウイが日本のように発展してくれることを願う1日でした。




テーマが重かったので、不快になる人がいらっしゃったらすみません!
色々と考える1日だったので、思わず今の思いを綴らずにいられませんでした。


しょうがないといったらそれっきりなのですが、
よく言われる「途上国だから、かわいそう。」という言葉以上の、理不尽さがあるような気がしました。

   


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魔女の宅急便(2016.5.4)http://u0u0.net/tFFp



マズカバンジ―!(マラウイの共通語チェワ語で”How are you?”)

 


だれもが一度は見たことがある「魔女の宅急便」。

その深いメッセージを知っていますか?

 (恥ずかしながら、私は10年ぶりにマラウイでみて、その深さに圧倒されました・・。)


今から27年前に作られた「魔女の宅急便」ですが、
実は海外生活をする人、特に青年海外協力隊の生活と、とても共通点が多かったんです!

 ※はやおさんは、協力隊のためにこの映画を作ってくれたんじゃないかって思うほど。笑
   多くの協力隊の仲間が賛同してくれました。。笑



海外生活に関心がある人もない人も、要チェック!


協力隊の生活を知りたい人もおススメです。

(魔女宅を見てない人はネタバレになる可能性もあるので、まずは映画を見てねw)

 



 

□魔女宅と協力隊の共通点は?

 

    バック一つで、新生活を始めるキキ

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主人公のキキは、魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子。魔女として生きることを決意したキキは、「13歳の満月の夜に魔女のいない町を見つけて、魔女の修行を積むべし」という古くからのしきたりに従って、バック一つでほかの町に移り住み始めます。


多くの友人や家族に見送られ、コリコという都会に一人で住み始めるキキ。



 

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協力隊もスーツケースたった2つで、知らない町に一人で住み始めることからスタート。

友達もましてや日本人もいない、見知らぬ町での生活。

キキみたいに友人や家族に見守られる中日本を出発しますが、任地で頼れる人がおらず寂しい思いもする日もあります。


 

②はじめは頼れる人探しから

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大都会コリコでの生活を開始したキキ。


魔女の風習の残る田舎町と異なって、大都会であるコリコの町の人々はどこかよそよそしくて、キキはそんな人々の態度に戸惑いを隠せません。


その後、グーチョキパン店のおかみ、おソノさんに出会い気に入られ、キキはようやく居候先を見つけて、毎日安心して暮らせるようになります。



 



協力隊も知り合いがいないところから、毎日いろいろな人との出会いを経て、頼れる人を探していきます。
まずは仲間探しが最初の活動。


文化も言葉も違うので、頼れる人がいないと分からないことだらけで、生活が安定してきません。

私も、まさにおソノさんみたいな頼れる上司に会って、最近安心して暮らせるようになりました。


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(頼れる上司)

 

ぼろぼろの家を自分で掃除して、生活を整えていく


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一番そっくりだと思ったのが、家の準備。



おソノさんの好意でパン屋の2階に、居候できるようになったキキ。

ですが、最初部屋は真っ黒でほこりだらけ。着いた初日はとりあえず寝ることしかできません。次の日、自分ひとりで大掃除して、やっと寝床を確保します。

 



国によって住宅事情は違いますが、特にアフリカで住み始めるときは、さいしょ家はぼろぼろ。(引っ越すときに、日本みたいにきれいにする習慣がないから。)


着いた初日は寝るので精いっぱい。

私もキキのように、体を真っ黒にしながらたわしで床をこすりました。今ではいい思い出です。笑

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(まだ床の修理完成していないのに、なぜか引っ越し。笑 しばらく臭いがひどかったです。)


 

たまにはからかわれることもある

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違う町に住み始めると、文化の違いから人にからかわれることもあります。


キキの移り住んだ町は大都会で、魔女の文化もあまりありません。魔女のかっこをしているキキを面白がって若者(とんぼ)がからかったり、警察官が箒で飛ぶのは危ないと怒ったり。



 

海外で住み始めると、文化の違いから心無い人にからかわれることもあります。

道を歩いていると「チャンチュン(中国人)!」って言われたり、自転車で通り過ぎざまイキナリ砂をかけられたり。(さすがにキレました。笑)


そんな思い出が、このキキのシーンととても重なりました。。




 

特技は箒で空を飛べるだけ。それでもできることを探していく。

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魔女であるキキですが、近代化によって魔女のできることは少なくなっていて、映画ではキキは飛ぶこと(とジジと話すこと)しかできません。

そんな少ない特技でも、自分にできることをいろいろ探し、郵便屋さんを始めます。
最後は空を飛ぶ能力で、大事な人を救うキキ。


 
協力隊の活動も、最初は特に自分にできることはとても限られている気がします。

日本で先生の経験をもっていても、文化が違って通用しなかったり、
ビジネスを教えに行っても、経済のシステムが違ってやり方が分からなかったり。
 
最初は、海外ではやっぱり初心者。
そんな中でも、自分にできることを探さなきゃいけません。

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(チェワ語が分からないと、アドバイスもできません)


私も最近、共通語チェワ語が話せず、現地の村人とコミュニケーションがとれなくて、自分の存在意義に悩んでいました。
でもキキの頑張る姿をみて、まずは自分のできることをしようと思えたのでした。

 

 

 







魔女の宅急便と青年海外協力隊の相関性・・いかがでしたか?

 




ジブリの回し者ではないですが(笑)、ぜひ久しぶりに見てみてください!

  ※海外にいる方、どうにか頑張ってみてください。笑

 

(ご参考)

 魔女の宅急便(スタジオジブリ作品) Wilkipedia

 




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